点&面
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『点&面』(CAR&EARTH、テントメン)は、松本大洋による日本の漫画作品。1990年に『モーニング』(講談社)にて11回連載された。1回の掲載は約8ページほど。
本作は1989年12月に、作者がフランスやアフリカに1ヶ月ほど取材しに行った後で描かれている。
2020年刊の『漫画家本vol.4 松本大洋本』(小学館、ISBN 9784091280695)にて第1話のみ再録された。
あらすじ
[編集]舞台はアフリカ。パリ・ダカール・ラリーに参加する2人の青年と意思を持つ自動車モリタの姿を追っていく。
その他
[編集]- タイトルは松本清張の『点と線』と「テントに住む人」をかけていて、当時の編集長が名付けた[1]。
- 作者の意向で単行本化はされておらず、する予定もないという。理由は「面白くないから」とのこと。
- タイトルの「点」は車の形で、面は「道路」の形をし、それぞれ「点(CAR)」と「面(EARTH)」とルビが振ってある。
脚注、出典
[編集]- ^ 『アフタヌーン四季賞CHRONICLE』本人インタビュー