炎の戦線エル・アラメイン
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炎の戦線エル・アラメイン | |
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El Alamein - La linea del fuoco | |
監督 | エンツォ・モンテレオーネ |
脚本 | エンツォ・モンテレオーネ |
製作 | リカルド・トッツィ |
出演者 |
パオロ・ブリグリア ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ エミリオ・ソルフリツィ |
音楽 | ロベルト・ピチウッタ |
撮影 | ダニエル・ナンヌッツィ |
公開 |
2002年11月8日 2004年1月17日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『炎の戦線エル・アラメイン』(ほのおのせんせん エル・アラメイン、原題:El Alamein - La linea del fuoco)は、第二次世界大戦で行われたエル・アラメインの戦いを題材にしたイタリア映画。2002年公開。
概要
[編集]1942年10月から行われた第二次エル・アラメインの戦いを、敗北したイタリア軍新兵の視点で描いたもの。戦争を題材にした映画だが、敵との戦闘シーンよりも偵察や敗走の描写に重点が置かれている。
あらすじ
[編集]使命感に燃える大学生のセッラは軍に志願し、北アフリカ戦線でイギリス軍と対峙しているパヴィア歩兵師団第27連隊に配属される。しかし着任早々近くを歩いていた伍長が砲撃で戦死してしまう。配属先の陣地も装備が不足し、満足な補給も受けられず、飲み水にさえ事欠く劣悪な環境だった。そんな中、日々の小競り合いで味方は次々と倒れていく。
そして敵の総反撃が開始されて味方は総崩れとなり、物陰に隠れて敵をやり過ごしたセッラは、砂漠に取り残されてしまう。そして、敵よりも恐ろしい砂漠の暑さと喉の渇きが、セッラに襲いかかる。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- セッラ - パオロ・ブリグリア(平川大輔)
- リッツォ曹長 - ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(堀内賢雄)
- フォオーレ中尉 - エミリオ・ソルフリッツィ(小野健一)
- スパーニャ - ルチアーノ・スカルパ(桐本琢也)
- デ・ヴィータ - トマ・トラバッチ(田中正彦)
- タロッツィ - ピエロ・マッジオ(星野充昭)
受賞
[編集]- ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 - 撮影賞、編集賞、録音賞
関連項目
[編集]- 『砂漠の戦場エル・アラメン』 - イタリア・フランス合同映画。本作と同じく北アフリカ戦線におけるエル・アラメイン戦を題材としている。主役はイタリア軍、フォルゴーレ空挺師団。