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瀧村晴人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

瀧村 晴人(たきむら はると)は日本財務官僚アジア開発銀行(ADB)首席総裁補佐官。

来歴

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静岡学園中学校・高等学校から東京大学理科二類(教養学部)に入学[1][2]東大理学部数学科に進学し、金融工学を学ぶ[1]。東大理学部数学科卒業。

2004年 財務省入省(国際局為替市場課)[3][4]。入省時の局長渡辺博史、課長に山崎達雄為替市場のうち外貨準備資産の運用に携わる[5]

2007年6月から2年間、コロンビア大学公共政策大学院へ留学[3]2009年7月 主税局参事官付国際総括係長。グローバル・フォーラムの設立及びピア・レビュー作業を担当[6]

2011年 国際通貨基金(IMF)理事補。重要案件について、国際通貨基金(IMF)のスタッフや他国の理事室と議論し、財務省と対処方針を策定した。理事から委任された案件については、理事会の日本席で発言した[3]2013年 国際通貨基金(IMF)エコノミスト。

2015年7月 大臣官房秘書課財務官室課長補佐。2016年5月に仙台で開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議で財務官室はロジ兵站)を担当。「浅川財務官と日常的に接して考えを聞いたり、また、議論を交わしたりできるのは、このポストの特権だった」と述べている[3]

2017年7月 国際局国際機構課長補佐。2019年7月 主税局参事官補佐。2021年4月1日 主税局参事官補佐兼主税局国際租税企画室長。同年7月6日 アジア開発銀行(ADB)首席総裁補佐。アジア開発銀行(ADB)各部局で専門家である職員と協力しながら、浅川総裁が重要課題に効果的な意思決定ができるよう、総裁の業務を補佐した[4]

略歴

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脚注

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  1. ^ a b “卒業生 INTERVIEW”. 静岡学園中学校. https://www.shizugaku.ed.jp/junior/voice/#a33 2024年2月5日閲覧。 
  2. ^ 1998年度東大入試 前期合格者出身高校別全氏名Archived 2001年3月6日, at the Wayback Machine.)
  3. ^ a b c d e f 【第2部】キャリアパス/人材育成 財務省(PDF
  4. ^ a b c “財務省 総合職 2023”. 財務省(PDF). https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/13115539/www.mof.go.jp/about_mof/recruit/mof/message/2023_pamphlet_all.pdf 2024年2月5日閲覧。 
  5. ^ 瀧村晴人. “職員からのメッセージ [係員の一日 瀧村 晴人]”. 財務省. 採用情報-平成18年度版 I種. 財務省. 2011年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月閲覧。
  6. ^ 瀧村晴人. “職員からのメッセージ [若手編 瀧村 晴人]”. 財務省. 採用情報-平成22年度版 I種. 財務省. 2011年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月閲覧。