瀧本義一
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瀧本 義一(たきもと ぎいち、1900年(明治33年)12月23日[1] - 1986年(昭和61年)8月5日[1])は、日本の建築工学・建築構造学者。大阪工業大学名誉教授。工学博士(京都大学)。建築学教室担当。
専門は、建築工学・建築構造(特にラーメン構造)・建築材料(特にコンクリート工学)。
略歴
[編集]京都大学大学院にて工学博士[2]。大阪工業大学工学部建築学科に着任。1958年同学科教授。1971年大阪工業大学名誉教授。大阪工業大学建築学科にて長きに渡り教鞭を執り、大学初期の建築構造・建築材料の研究推進・育成に貢献した。
主な著書は、建築構造要覧(共著、早稲田大学出版部1949、学術書)[3]、都市工学(共著、都市工学社1927、学術書)など。
主な研究
[編集]- 鋼構造柱脚の定着効果に関する研究[4] - 鷲尾健三との共同研究
- 剛度概念を中心とするラーメン逐次解法の研究:建築構造[5]
- 鉄筋コンクリート造校舎の竣工当時(昭和5〜6年)の亀裂と20数年経過後の亀裂比較調査報告(構造) [6]
- 現場打ちコンクリート強度のバラツキの実態:建築材料・施工[7]
- 異形鉄筋のガス圧接について[8]
出典
[編集]- ^ a b 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、644頁。
- ^ https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000007817547-00
- ^ https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000000885246-00/
- ^ https://www.aij.or.jp/paper/detail.html?productId=341740
- ^ https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB09099744
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijsaxx/60.1/0/60.1_KJ00004442611/_article/-char/ja
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijsaxx/76/0/76_KJ00004445819/_article/-char/ja/
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/pub/pdfpreview/aijsaxx/103/0_103_KJ00004496276.jpg