濵ノ石政吉
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濵ノ石 政吉(はまのいし まさきち、1907年 - 没年不明)は、昭和時代の大相撲力士。出羽海部屋所属。本名は山口 政喜。最高位は十両10枚目。
経歴
[編集]長崎県出身。出羽海部屋に入門し、1925年5月序ノ口に就く。徐々に番付を上げ、1932年1月に幕下上位に上がった。番付発表直後に起きた春秋園事件により大量の幕内、十両力士が脱退。事件の翌月、幕下上位の力士を幕内や十両に繰り上げた。濵ノ石もそのうちの一人で、東十両10枚目に上がった。しかし、2月場所は3勝5敗、3月場所は3勝7敗と負け越し、幕下に落ちた。四股名を「肥州洋」と改め再起を図ったが同年10月で廃業した。
改名
[編集]濵ノ石→肥州洋
参考文献
[編集]小池謙二『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、医聖社、1986年