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濱島敦俊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

濱島 敦俊(はましま あつとし[1]1937年[2]-)は、日本歴史学者東洋史学者文学博士東京大学)、学術博士国立民族学博物館[2]大阪大学名誉教授[2]。専門は宋代から清代までの中国社会経済史で、また中国でフィールドワークをおこない未解明の民間信仰も研究した[3]

鹿児島県喜入村瀬々串(現・鹿児島市喜入瀬々串町)出身[3]鹿児島県立甲南高等学校を経て[3]1962年東京大学文学部を卒業し[2]、同大学院に進む[3]1965年東京大学東洋文化研究所助手となり[3]高知大学文理学部助教授と北海道大学文学部助教授を経て[2]中国社会科学院近代史研究所客員研究員[3]1985年大阪大学文学部助教授(東洋史学)となり[3]1987年に教授へ昇任して2001年まで務めた[2]2001年から2015年まで台湾国立曁南国際大学歴史学系教授[2]

著書に『明代江南農村社会の研究』(東京大学出版会、1982年)、『総管信仰 近世江南農村社会と民間信仰』(研文出版、2001年)、『世界史への問い 2 生活の技術 生産の技術』(共著、岩波書店、1990年)、監訳書に『図説 台湾の歴史』(周婉窈 著、平凡社、2007年)がある。

脚注

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  1. ^ 平凡社 濱島敦俊 2019年9月29日閲覧
  2. ^ a b c d e f g 大阪大学 濱島敦俊名誉教授 2019年9月29日閲覧
  3. ^ a b c d e f g 南日本新聞1999年10月5日朝刊5頁かごしま人紀行