潮田神社
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潮田神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区潮田町3ー131ー3 |
位置 | 北緯35度30分15.6秒 東経139度41分19.8秒 / 北緯35.504333度 東経139.688833度座標: 北緯35度30分15.6秒 東経139度41分19.8秒 / 北緯35.504333度 東経139.688833度 |
主祭神 | 国常立尊、五十猛命、素盞嗚命、豊受比売命、市寸島比売命、岐久理比売命、誉田別命、菅原道真 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝・景行天皇40年 |
例祭 | 6月第1金曜日〜日曜日 |
潮田神社(うしおだじんじゃ[1])とは、神奈川県横浜市鶴見区潮田町にある神社。
概要
[編集]景行天皇40年、日本武尊東夷征伐の航海の途中、旧・西潮田村海岸近くの古杉老松の森に小祠を建て、国常立尊、豊雲野命、国狭槌命を奉斎し、征途の無事案内を祈願したと伝承される[1]。
中世に至り、潮田村は小田原北条氏の領地に属し、正親町天皇の御世、永禄3年(1561年)の頃、北条氏の寵臣で太田道灌の曽孫・太田新六郎康資の知行の時、東潮田村の杉山神社、西潮田村の御嶽神社を領地神社として、社殿を改築し社頭を整備した[1]。
江戸時代の正保年間(1644年~1648年)に至り地頭・松下孫十郎が幕府の命により、社殿を改築、寛文10年(1671年)幕府社領一段四畝二十歩を寄進したとされ、延享元年(1744年)の鳥居、寛政元年(1789年)の拝殿の棟札等から、当時の模様がうかがい知れる[1]。
明治時代に入り、
を西潮田村の御嶽神社に合祀、
を東潮田村の杉山神社に合祀した[1]。
大正初期、京浜工業地帯の一大発展に伴い、耕地整備・区画整理による街造りのため、1920年(大正9年)に東潮田村の杉山神社と西潮田村の御嶽神社を合併し、潮田地区の中心地点である現在地に鎮座、潮田神社と改称された[1][2][3]。
1923年(大正12年)関東大震災により拝殿倒壊、1945年(昭和20年)戦災により社殿焼失と被害を被る[1]。1984年(昭和59年)現社殿を造営、1989年(平成元年)社務所を新築、1993年(平成5年)鳥居を建立、2006年(平成18年)宮神輿を製作[1]。2020年(令和2年)鎮座100年を記念した飾り獅子を製作[3]。
祭神
[編集]- 国常立尊(古代小祠由来)
- 五十猛命(東潮田村・杉山神社由来)
- 素盞嗚命(井田方・須賀神社由来)
- 豊受比売命(小野新田・稲荷神社由来)
- 市寸島比売命(弁天下・厳島神社由来)
- 岐久理比売命(浜端・白山神社由来)
- 誉田別命(上居村・若宮八幡神社由来)
- 菅原道真(向原・菅原神社由来)
祭事
[編集]- 1月1日 - 歳旦祭
- 2月節分 - 節分祭
- 2月上午の日 - 初午祭
- 6月第1金曜~日曜日 - 例大祭[4][5]
- 6月30日 - 大祓
- 11月酉の日 - 酉の市祭
- 11月23日 - 新嘗祭[6]
- 12月31日 - 大祓
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 潮田神社 - 神奈川県神社庁
- ^ 迫力の神輿、町中に 潮田神社で例大祭 - タウンニュース 2015/6/11
- ^ a b 潮田神社 飾り獅子が完成 - タウンニュース 2020/11/5
- ^ 伝統の祭り今週末に本番 - タウンニュース 2018/5/31
- ^ 潮田神社で例大祭 70基の神輿が渡御 - タウンニュース 2019/6/6
- ^ 潮田神社 100年記念、「新嘗祭」盛大に - タウンニュース 2020/12/3
外部リンク
[編集]- 潮田神社 - 神奈川県神社庁