滝沢ガレソ
滝沢ガレソ(たきざわ ガレソ)は、日本のインフルエンサー。会社員として生活しながら「暴露系インフルエンサー」「ネットの情報屋」として活動する。2024年6月時点で274万人以上のX(旧Twitter)フォロワー数を持つ[1][2]。
経歴
[編集]2006年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に入学。学生時代には軽音楽サークルに所属し、ドラムを担当していた。バンド活動に熱中したのち、6年間かけて卒業した[2]。
大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めた。その後地方に転勤となり、寂しさを紛らわすために対戦型オンラインゲームのリーグ・オブ・レジェンドのゲーム実況を開始。同時にゲーム内のキャラクター名を引用し「滝沢ガレン」としてゲーム内の揉め事やネット上の炎上をツイートするようになったが、後に「滝沢ガレソ」に改名した[3][4][5]。
1日のうち6~7時間はアカウントの運営に費やしており、仕事中は、上司の目を盗みSNSのネタ探しを行うという。また、結婚歴があるが妻から「家庭かツイッターかどちらか選べ」と迫られ、結果的にツイッターの活動を優先し離婚した[1]。日々の投稿の動機は「社会を正そう」というより、単に「みんなで盛り上がろう」という気持ちであると語っている[6]。
スシロー迷惑動画事件
[編集]2023年1月には、回転寿司チェーン店スシローでの迷惑行為が撮影された動画を自身のTwitterアカウントで拡散した。これがきっかけとなり、迷惑行為を行った高校生(当時)の少年の身元が特定され、スシローが岐阜県警に被害届を提出する動きへ発展した[7][8]。
著名人に関する投稿
[編集]2024年5月、滝沢は自身のX上で「超有名女優」「ドラマ共演して電撃結婚した有名歌手」などと本名には言及せず、男性側の不倫で2人が離婚危機にあるという内容を伝えた。投稿内容から対象が特定しやすかったこともあり、投稿からわずか6時間後には芸能事務所アミューズの法務部は滝沢を名指しし、投稿内容が「事実無根」であること、さらに虚偽の情報の拡散、発信に対して法的措置を検討するとコメントした。また言及対象となった女優と男性歌手はそれぞれ、投稿が事実無根である旨のコメントを発表した[9][10]。
2024年9月22日、滝沢は当該投稿を削除して、謝罪のコメントを発表した[11]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b ““炎上系インフルエンサー”滝沢ガレソ、暴露はしても“正義感ゼロ”「どちらかに偏った活動はしたくない」情報拡散の想い”. ORICON NEWS (2022年1月26日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ a b 「週刊文春」編集部. “フォロワー274万人の暴露系インフルエンサー「滝沢ガレソ」の意外な素顔「演奏のレベルはかなり高い」慶應SFC卒のバンドマンだった”. 文春オンライン. 2024年8月16日閲覧。
- ^ 椿晃平 (2022年4月25日). “「ネット界一の情報屋」滝沢ガレソの正体見た!木下優樹菜騒動で大反響、素顔は「既婚の慶應卒30代営業マン」”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2024年8月16日閲覧。
- ^ “Xユーザーの滝沢ガレソさん: 「滝沢はリーグオブレジェンド(LoL)というネトゲ界の流星街出身なんですが、久々にLoL界隈のリストを覗いてみたら、破局したLoLカップルがお互いの免許証を捨て垢で晒し合っていて、「あぁこれがLoL界隈の日常だったなぁ…」と感慨深くなりました https://t.co/uOFlhXQ3RK」 / X”. X. 2024年8月17日閲覧。
- ^ “暴露系インフルエンサー「滝沢ガレソ」Xアカウントが閲覧制限 日本から投稿見れず”. KAI-YOU.net | POP is Here . (2024年4月5日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “暴露系情報屋・滝沢ガレソが語る「ガーシーが支持された理由」と“普段は会社員”の素顔(2ページ目)”. 週刊女性PRIME (2024年8月12日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “滝沢ガレソは炎上させたスシローペロペロ少年に何を思う? Z李が明かすキャンドル・ジュンに関する無数のタレコミ…アンチ、陰謀論の方程式とは?〈Z李×滝沢ガレソ対談〉 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け”. 集英社オンライン (2023年7月15日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “スシロー、迷惑行為動画の店舗「岐阜正木店」と公表 被害届提出 - 産経ニュース”. web.archive.org (2023年2月2日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “滝沢ガレソにアミューズがブチ切れ、炎上するほど“おいしい”暴露系インフルエンサー「脅威の巻き込み力」”. ダイヤモンド・オンライン (2024年5月24日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “(男性歌手)、滝沢ガレソ発端の不倫の憶測を否定 事務所は「法的措置を検討」”. KAI-YOU.net | POP is Here . (2024年5月23日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ “滝沢ガレソ、投稿削除し謝罪文を掲載 アミューズ法務部が声明「今後とも、厳正な姿勢で臨みます」”. サンスポ (産経デジタル). (2024年9月22日) 2024年9月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) - X(旧Twitter)