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滝口正哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

滝口 正哉(たきぐち まさや、1973年 - )は日本の歴史学者・博物館学者。徳川林政史研究所研究員・立教大学特任准教授。博士(文学)。祖父は考古学者滝口宏。

来歴

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東京都新宿区出身。1996年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。1999年立正大学大学院文学研究科史学専攻入学。同大大学院にて竹内誠の指導を受ける。2005年同大大学院文学研究科博士課程満期退学。2007年「江戸における御免富の研究」において博士(文学)を取得。千代田区教育委員会文化財調査指導員・東京都公文書館専門員を経て、2020年より立教大学文学部特任准教授。この間早稲田大学東京都立大学東京外国語大学武蔵大学日本女子大学立正大学等に出講。

業績

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専門は日本近世都市史・博物館学・日本文化史。特に富くじ千社札天下祭研究の第一人者。

著書

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  • 千社札にみる江戸の社会(同成社 2008年)
  • 江戸の社会と御免富ー富くじ・寺社・庶民(岩田書院 2009年)
  • 江戸の祭礼と寺社文化(同成社 2018年)

共編著・監修

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  • 赤坂氷川神社の歴史と文化(都市出版 2016年)
  • 歴史館ー日本史の大事件そのとき世界は(監修 小学館 2020年)
  • 郷土史大系―宗教・教育・芸能・地域文化(吉原健一郎西海賢二共編 朝倉書店 2020年)
  • 江戸の庶民文化(監修 岩田書院 2021年)