滝之城横穴墓群
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滝之城横穴墓群(たきのじょうおうけつぼぐん)は、埼玉県所沢市にある横穴墓群である。
武蔵野台地の一部である所沢台地の東端、柳瀬川に面した急峻な南斜面上部に位置する。台地上にある滝之城跡の土塁防護工事中に9基の横穴墓が発見され、うち5基で調査が行われた。横穴墓の羨道手前の横穴は粘土や丸礫や砂質泥岩で封鎖され、羨道と玄室の間は礫が敷き詰められた床で仕切られている[1]。7世紀中頃の築造とみられ、1号墓と4号墓から2体ずつ遺骸が発掘されている。また、須恵器のほか金環や小玉も出土している[1]。9基ある横穴墓のほかにもまだ未発掘の横穴墓も多数ある[1]。1976年(昭和51年)4月1日に市の史跡に指定された。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 塩野博『埼玉の古墳 北足立・入間』さきたま出版会、2004年9月、544-547頁。ISBN 978-4878913815。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、1082頁。ISBN 4040011104。
関連事項
[編集]外部リンク
[編集]- 滝之城横穴墓群 - 所沢市公式サイト 2010年8月20日
座標: 北緯35度48分1.2秒 東経139度31分55.9秒 / 北緯35.800333度 東経139.532194度