溺水性愛
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溺水性愛(できすいせいあい)は、水泳する人の姿や水中でポーズをとった姿に執着したり、水に浸っての、あるいは、水中での性行為に及ぶような、性的倒錯とされるフェティシズムの形態のひとつ[1][2][3]。
アクアフィリアともいうが、これは英語で「水を愛好すること」を意味する aquaphilia の音写であり、その語源はラテン語で「水」を意味する aqua と古代ギリシア語で「愛好」を意味する φιλειν (philein) に遡る。性的含意なしに「水と戯れることを好む、楽しむこと」を意味することも多い言葉である。また、ハイドロフィリア (hydrophilia) ともいう。
溺水性愛は、海やプールなど、水辺や水中などに性的興奮を覚える性癖である[4]。さらには溺れることに性的快感を覚えるとも、水中で苦しむ姿を見ることに快感をもつとも説明され[4]、 窒息性愛(ハイポクシフィリア、hypoxyphilia)の要素につながるものとされることもあるが、それは必須ではない。
多数の男女が裸体でプールに入り、何らかの性行為に至るようなグループセックスを、ブンガブンガ・パーティーと称することがある[5]。
脚注
[編集]- ^ Ramsland, Katherine M.; McGrain, Patrick Norman (2010). Inside the Minds of Sexual Predators. ABC-CLIO. pp. 61–62. ISBN 0-313-37960-2
- ^ Ågmo, Anders (2007). Functional and dysfunctional sexual behavior: a synthesis of neuroscience and comparative psychology. Academic Press. p. 454. ISBN 0-12-370590-8
- ^ Swami, Viren; Furnham, Adrian (2008). The psychology of physical attraction. Routledge. p. 134. ISBN 0-415-42250-7
- ^ a b “異常性癖とは?異常性癖の種類37個と考えられる原因と心理”. inbee (2019年6月10日). 2019年6月17日閲覧。
- ^ Barbie Latza Nadeau (2017年7月14日). “Silvio Berlusconis Bunga Bunga Parties”. Daily Beast. 2019年6月17日閲覧。