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源 繁(みなもと の しげる)とは、『将門記』に前常陸大掾源護の三男として登場する人物。
『将門記』によると、承平5年(935年)の2月のある日、兄弟の扶や隆と共に平将門が平真樹邸から帰る際野本で待ち伏せし、襲撃するが将門に返り討ちにされ、兄弟と共に討ち死にしたとされる。
- ^ 『将門記』以外の資料には記載はないが、必ずしも架空の人物と断定されてはいない。素性は不明だが、一字名であることから、嵯峨源氏あるいは仁明源氏とも推測されている。
- ^ 子飼の渡の北東8キロメートルの現在の茨城県筑西市赤浜付近と推測されている。