湯浅十郎
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湯浅 十郎(ゆあさ じゅうろう、1895年(明治28年)1月24日 - 1981年(昭和56年)6月26日)は、ブラジル・ホーリネス教団の牧師である。
湯浅治郎、湯浅初子の子供として生まれる。同志社中学に学び、1910年(明治43年)に原田助から洗礼を受ける。1913年に第三高等学校に入学する。また、東京神学社で学ぶ。
1915年(大正4年)、日本ホーリネス教会の田辻敏子の指導を受けて、同教会に転入する。1919年(大正8年)に辻静子と結婚する。純、敬が生まれる。
1929年(昭和4年)に中田重治監督と共に、ブラジル伝道に行き、先に派遣されていた物部赳夫に会う。湯浅は一家でブラジルに永住することになる。
サンパウロ州リンス市に赴任し、物部と共に教会を設立し、湯浅が牧師に就任する。サントス、サンパウロ、ボスケの教会の牧師を歴任する。
1934年日本ホーリネス教会から、ブラジル福音ホーリネス教団が独立する。教団の委員長になる。以後、50年間中心的な役割を担う。
参考文献
[編集]- 『中田重治伝』1953年
- 『日本キリスト教歴史大辞典』教文館、1988年