湯川仁
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湯川 仁(ゆかわ まさし、旧姓:藤原、1933年6月3日 - 1980年5月28日[1])は、日本の哺乳類研究家。広島県出身。
人物
[編集]広島県比婆郡比和町(現庄原市比和地区)に生まれた[2]。比婆郡を中心とする広島県北東部で、主に小型哺乳類の研究、特に食虫類やげっ歯類の標本収集、生活史の研究を行なった。比和自然科学博物館を基盤として行動していたが、その立場は博物館の学芸員補(1953年 - 1958年)、および比和町教育委員会職員(1958年以降)であり、実質的には在野のアマチュア研究家であった[2]。1980年没。
死後に湯川の研究は再評価され、1997年には「第1回 野生動物の保護をめざすもぐらサミット」が比和町で開かれた[2]。比和自然科学博物館は、湯川らが収集した多数のモグラ標本・資料があることから「モグラ博物館」の別称で親しまれている。
著書
[編集]論文
[編集]参考文献
[編集]- 横畑泰志 (2011), “湯川仁と「モグラ博物館」”, 哺乳類科学 (日本哺乳類学会) 51 (2): 381-385
- 湯川仁 (1970年11月), “一匹の小さなモグラ(ナチュラリスト登場-11-ここに科学博物館あり)(グラビア)”, 自然 (中央公論社) 25 (11): 5-9
脚注
[編集]- ^ 湯川仁 - コトバンク
- ^ a b c 横畑2011