温義氏
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温義氏 | |
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氏姓 | 温義(無姓) |
始祖 | 斉・文公 |
出自 | 北斉 |
氏祖 | 北斉・後主(高緯) |
種別 | 諸蕃 |
本貫 | 摂津国 |
凡例 / Category:氏 |
温義氏(おんぎうじ、おんぎし)は、「温義」を氏の名とする氏族。姓はない。
概要
[編集]『新撰姓氏録』諸蕃摂津国条に「温義 北斉国温公高緯之後」とある。
系譜
[編集]『新唐書』巻七十一、宰相世系表一下、高氏条によれば、高氏は太公望の6世孫で、斉の王である文公が始まりとされる。文公からは、文公-高-□-傒-荘子虎-傾子-宣子固-厚-子麗-止-(9世不明)-量-(9世不明)-洪-(3世不明)-高襃-□-承-延-納-達-隠-慶-泰-謐-樹生(文穆帝)-歓(神武帝)-湛(武成帝)-緯(後主)と続く[注釈 1][1]。
脚注
[編集]- 注釈
- ^ 『新唐書』巻七十一、宰相世系表一下、高氏「高氏出自姜姓,齊太公六世孫文公赤,生公子高,孫傒,為齊上卿,與管仲合諸侯有功,桓公命傒以王父字為氏,食采於盧,謚曰敬仲,世為上卿。敬仲生莊子虎,虎生傾子,傾子生宣子固,固生厚,厚生子麗,子麗生止,奔燕。十世孫量,為宋司城,後入楚。十世孫洪,後漢渤海太守,因居渤海蓨縣。洪四世孫襃,字宣仁,太子太傅。襃孫承,字文休,國子祭酒、東莞太守。生延,字慶壽,漢中太守。延生納,字孝才,魏尚書郎、東莞太守。納生達,字式遠,吏部郎中、江夏太守。四子:約、乂、隱、漢。隱,晉玄菟太守。生慶,北燕太子詹事、司空。三子:展、敬、泰。展,後魏黃門侍郎,三都大官。二子:讜、頤。讜,冀青二州中正、滄水康公。二子:祚、祐。祐字子集,光祿大夫、建康靈侯。二子:和璧、振。」
- 出典
- ^ 尾崎康「北魏における渤海高氏」『斯道文庫論集』第2巻、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫、1963年3月、243-289頁、CRID 1050845763876903040、ISSN 0559-7927、NAID 110000985616。