渡邉英徳
表示
渡邉 英徳(わたなべ ひでのり、1974年9月8日 - )は、日本の工学者。専門は情報デザイン。東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。日本新聞協会賞等受賞。
人物・経歴
[編集]1974年大分県佐伯市生まれ[1]。1993年大分県立佐伯鶴城高等学校卒業[2]。1997年東京理科大学理工学部建築学科卒業、卒業設計賞受賞。1999年東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2013年筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)の学位を取得[3][4][5]。
フォトン代表取締役社長、デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部客員教授[6]、首都大学東京(現・東京都立大学)システムデザイン学部准教授、京都大学地域研究統合情報センター客員准教授、ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員研究員などを経て、2018年東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授[4][3]。専門は情報デザイン[7]。
作品
[編集]- Tuvalu Visualization Project(2009)[8]
- ナガサキ・アーカイブ(2010)[9]
- ヒロシマ・アーカイブ(2011)[10]
- 沖縄平和学習アーカイブ(2012)
- 東日本大震災アーカイブ(2013)[11]
- 台風リアルタイム・ウォッチャー(2014)[12]
- 沖縄戦デジタルアーカイブ(2015)[13]
- 忘れない:震災犠牲者の行動記録(2016)[14]
- パールハーバー・アーカイブ(2016)[15][16]
- 「記憶の解凍」(2018)[17]
著書
[編集]- 『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(庭田杏珠と共著)光文社新書 2020
- 『データを紡いで社会につなぐ : デジタルアーカイブのつくり方』講談社現代新書 2013
- 『Google Earthアプリケーション開発ガイド : KML、Earth & API徹底活用』(古橋大地, 小山文彦と共著)KADOKAWA 2014
受賞・栄典
[編集]- 第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2009)[18]
- 第14回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2010)[19]
- 2013年度グッドデザイン賞 グッドデザイン・ベスト100 & 復興デザイン賞(2013)[20]
- アルス・エレクトロニカ PRIX ARS ELECTRONICA 2013 Honorary Mentions(2013)[21]
- 第5回日本平和学会平和賞(2015)[22]
- 第19回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2015)[23]
- ジャーナリズム・イノベーション・アワード最優秀賞(2015,2016)[24]
- 日本新聞協会賞(2016)[25]
脚注
[編集]- ^ hwtnvのツイート、2021年3月2日閲覧。
- ^ 渡邉 英徳さん (株)フォトン 代表取締役社長Eto Seishiro
- ^ a b 「渡邉英徳」researchmap
- ^ a b 教員 Faculty 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
- ^ “渡邉英徳”. Schoo. 株式会社Schoo. 2021年3月2日閲覧。
- ^ “2008年のパブリシティ|デジタルハリウッド株式会社”. www.dhw.co.jp. 2020年3月12日閲覧。
- ^ 被爆前、カラーで身近に 高校生が写真にAI活用産経ニュース 2018.5.29 10:27
- ^ Tuvalu Visualization Project
- ^ ナガサキ・アーカイブ
- ^ ヒロシマ・アーカイブ
- ^ 東日本大震災アーカイブ
- ^ 台風リアルタイム・ウォッチャー
- ^ 沖縄戦デジタルアーカイブ
- ^ 忘れない:震災犠牲者の行動記録
- ^ The Pearl Harbor Archive
- ^ “「パールハーバー・アーカイブ」が公開”. カレントアウェアネス・ポータル. 2019年2月4日閲覧。
- ^ 広テレ新社屋完成記念展示会『記憶の解凍 〜カラー化写真で時を刻み、息づきはじめるヒロシマ〜』 広島テレビ
- ^ Tuvalu Visualization Project文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品
- ^ Nagasaki Archive文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品
- ^ 東日本大震災アーカイブグッドデザイン賞
- ^ The East Japan Earthquake ArchiveARS ELECTRONICA
- ^ 第5回日本平和学会平和賞・平和研究奨励賞受賞者日本平和学会
- ^ 沖縄戦デジタルアーカイブ〜戦世からぬ伝言〜文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品
- ^ ジャーナリズム・イノベーション・アワード日本ジャーナリスト教育センター
- ^ 岩手日報社と渡邉英徳研究室が共同で制作した「震災犠牲者の行動記録」を含む「命の軌跡~東日本大震災5年一連の報道」が日本新聞協会賞に選ばれました首都大学東京
外部リンク
[編集]- 渡邉英徳 (@hwtnv) - X(旧Twitter)
- 渡邉英徳 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 論文一覧(KAKEN)
- 渡邉英徳 - researchmap
- 日本の研究.com:472559