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渡辺美穂 (ヴァイオリニスト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡辺美穂
生誕 (1983-01-22) 1983年1月22日(41歳)
出身地 日本の旗 日本愛知県名古屋市
学歴 東京芸術大学
ジャンル クラシック音楽
担当楽器 ヴァイオリン

渡辺 美穂(わたなべ みほ、1983年1月22日 - )は、名古屋市生まれ[1][2]の日本のヴァイオリニスト

経歴

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1983年、名古屋市に生まれる[1][2]。3歳よりヴァイオリンを始め[2]、林茂子、久保田良作ゲルハルト・ボッセジェラール・プーレ澤和樹に師事する[1]

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校に進学し、2年の時に第53回全日本学生音楽コンクール(1999年)に高校生の部バイオリン部門全国大会で1位を獲得し[3][1][4]、コンクール諮問委員より、「素質の良さが将来に大きな期待を抱かせる」、「音色の感性も良いすべての面において高い能力を持つ」と評価を受ける[4]

東京芸術大学へ進学し2005年に卒業[1][2]。卒業時には「アカンサス音楽賞」を受賞し、東京芸術大学大学院へ進学する[1]

2006年には大学院在学中に東京フィルハーモニー交響楽団へ入団する[1][2]。東京フィルハーモニー交響楽団では第2バイオリン・フォアシュピーラー(次席奏者)を務め[5]、若手実力派バイオリニストとして注目を集めた[6]

2012年9月1日[1]から大阪フィルハーモニー交響楽団に入団すると共にコンサートマスター[注 1][7]に就任した。大阪フィルは強烈な個性集団なので、その中で活躍できるのは大変な喜びであるとした[2]。また、大阪フィルハーモニー交響楽団で女性がコンサートマスターを務めるのは2回目なので[2]、ステージで団員たちの視線を一身に浴びるのは慣れがたいと語った[2]。大阪フィルハーモニー交響楽団は2014年12月までを務めた[8]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 新コンサートマスター体制についてのお知らせ”. 大阪フィルハーモニー交響楽団公式blog (2012年8月29日). 2015年12月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 【ウェーブ産経】大阪フィルコンサートマスター・渡辺美穂さん(29)産経新聞 2012年10月21日 大阪朝刊 23頁 朝刊特集 写有 (全1,130字)
  3. ^ 全日本学生音楽コンクール 入賞者一覧 第51回~第60回”. 2015年12月21日閲覧。
  4. ^ a b [特集]第53回全日本学生音楽コンクール あふれる個性 1999.12.18 朝日新聞 東京朝刊 21頁 特集 写図有 (全6,524字)
  5. ^ 故郷で試みる演奏活動*藤村政芳*音楽で心通わす喜びを 2010年06月22日 北海道新聞 夕刊全道 11頁 文化 (全2,054字)
  6. ^ ミュージック・音楽:バイオリニスト・藤村さん、おしゃべりコンサート /北海道 毎日新聞社 2010年06月14日 地方版/北海道 26頁 写図有 (全602字)
  7. ^ インフォメーション /長野県 朝日新聞 2012年11月03日 東京地方版/長野 28頁 長野全県 (全3,435字)
  8. ^ 「第9シンフォニーの夕べ」は、本日19時もございます!”. 大阪フィルハーモニー交響楽団公式blog (2014年12月30日). 2015年12月21日閲覧。

脚注

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  1. ^ 用語的には女性奏者の場合は「コンサートミストレス」を使うこともあるが、大阪フィルハーモニー交響楽団では男女共通で「コンサートマスター」を使用している。