渋谷城太郎
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渋谷 城太郎(しぶや じょうたろう、1965年 - )は、日本のクリエイティブディレクター、ミュージアムデザイナー。
略歴
[編集]1965年、横浜市生まれ。東京造形大学デザイン学科にて、大橋輝朗にデザインを学ぶ。1988年に卒業後、株式会社乃村工藝社入社。ミュージアム環境における、インテリア・アートクラフト・グラフィック・データベース・サウンドスケープ等、総合的なメディア表現を駆使した情報空間の企画設計を手がける。1995年以降、環境省による全国一連のワイルドライフセンター、ビジターセンターの展示デザイン・ディレクターを務める。1996年より東京クリエイティブ・マインドデザイン研究部会にて、伊藤俊治に師事、「電子情報化社会における人間の精神と感覚の変容に関する研究」にたずさわる。1997年「感覚の博物館~地域情報ミュージアムに関する研究」で日本ディスプレイデザイン研究賞受賞。
2000年、株式会社ミュゼグラムを設立。
情報環境と施設空間の融合をテーマに、国内外プロジェクトのデザイン・ディレクションを行うほか、ブランディングや戦略的デザイン・コンサルティングなど幅広い分野で活動。2005年、京都造形芸術大学空間デザイン学科助教授に就任。人間の知覚・感情と空間の関わりを探求する関係主義空間論を提唱。 2006年、多様な専門知識を結集・融合させ権利者の側に立つ都市再開発会社(タウンマネジメント・エージェンシー)株式会社タウンコム設立。
主な論文に「オープンソースによる自律的な地域博物館の創出プロセスの提案」日本計画行政学会(慶應義塾大学)。
日本ディスプレイデザイン協会、日本観光研究学会会員。
主な活動
[編集]- 白神山地(世界遺産)ビジターセンター
- 美郷ほたる館
- 奄美野生生物保護センター
- 阿寒湖畔エコミュージアムセンター
- 大地の塔(EXPO2006 愛地球博 名古屋市パビリオン)
- BIT GENERATION展(水戸芸術館)
- テレビゲーム展(せんだいメディアテーク)
- 時間旅行展(日本科学未来館)
- YOnoBI プロジェクト
- カフカ-スタイリングラウンジ(青山)
- カビラガーデン(石垣島)