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清野宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清野 宏
(きよの ひろし)
生誕 1953年(70 - 71歳)
日本の旗 日本 長野県
国籍 日本の旗 日本
研究分野 生物学
免疫学
歯学
研究機関 千葉大学未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点
東京大学医科学研究所
出身校 日本大学松戸歯学部
アラバマ大学バーミングハム校
主な業績 『粘膜免疫学の創成と粘膜ワクチン開発への理論形成』(2007年
『粘膜免疫の基礎的解明と学問的体系確立』(2008年)など
主な受賞歴 NIH New Investigator Award(1984年
NIH Research Career Development Award(1988年
第2回日本ワクチン学会高橋賞(2007年[1]
第51回野口英世記念医学賞2008年[2]など
プロジェクト:人物伝
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清野 宏(きよの ひろし、1953年 - )は、日本生物学者免疫学者学位医学博士アラバマ大学1983年[3]千葉大学未来医療教育研究機構 卓越教授千葉大学未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点 初代拠点長[4]東京大学 名誉教授東京大学医科学研究所 特任研究員。

来歴

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長野県出身[5]1977年日本大学松戸歯学部歯学科卒業と同時に渡米。アラバマ大学バーミングハム校メディカルセンターで博士研究員となった。1983年、同医学系大学院博士課程修了。1986年、ドイツのマックス・プランク生物学研究所感染症部門 上級研究員となり、1991年、アラバマ大学バーミングハム校メディカルセンター 教授。1994年大阪大学微生物病研究所 教授。2003年東京大学医科学研究所 教授、2011年、同所長や同国際粘膜ワクチン開発研究センター長などを歴任し、東京大学名誉教授の称号を受けた[6]

2003年 日本ワクチン学会 理事長、2015年 腸内細菌学会 理事長、2019年 日本免疫学会 理事長なども務めた。

業績

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1980年に、腸管の粘膜に免疫機構が存在することを発見し、粘膜免疫のための粘膜T細胞上皮細胞の相互作用、γyとαβT細胞による粘膜免疫と経口免疫寛容の誘導・制御機構、粘膜ワクチンの開発について研究し、2007年に「飲むワクチン」の新たな技術を開発した。

著書

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など

所属学会

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など

関連項目

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脚注

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  1. ^ 高橋賞、高橋奨励賞 歴代受賞者・受賞研究題名一覧”. 日本ワクチン学会 (2007年12月10日). 2007年12月10日閲覧。
  2. ^ 清野 宏 先生の野口英世記念医学賞ご受賞”. 腸内細菌学会 (2008年11月10日). 2008年11月10日閲覧。
  3. ^ 清野 宏 – CHIBADAI NEXT”. 千葉大学 (2020年4月1日). 2020年4月1日閲覧。
  4. ^ 有効で安全・安心な粘膜ワクチンの実用化により社会貢献を目指す!AMED「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」に採択”. 千葉大学 (2022年8月26日). 2022年8月26日閲覧。
  5. ^ 日本学士院賞授賞の決定について
  6. ^ 名誉教授

外部リンク

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