清野かほり
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清野 かほり(きよの かおり、女性、1968年8月9日-)は、日本の小説家である。
略歴
[編集]福島県いわき市出身。福島県の県立高校卒業後上京、半年ほどセクシー系雑誌の編集を経験する。
その後、リクルートフロム・エーのアルバイト職で求人広告の制作に3年半携る。退社後コピーライター養成講座に通うも、資金不足にて中退。
その後、広告制作プロダクションに入社し、コピーライター修行に入る。この時に23歳と6ヶ月。その後も広告制作会社を転々とし、30歳の時に会社が倒産をしたのを機に、フリーランス・コピーライターになる。
31歳のときに小説新潮新人賞に初投稿、最終候補となる。同雑誌への3度目の投稿で小説新潮長編小説新人賞受賞。『石鹸オペラ』でデビューした。
小説
[編集]- 『石鹸オペラ』 2004年 2月(新潮社)第9回小説新潮長編小説新人賞受賞作
- 『テッキーヤ!』2006年 5月(講談社)書き下ろし
- 『スパイラル』 2007年 12月(ポプラ社)書き下ろし
- 『万華鏡』 2009年 8月(朝日新聞出版)書き下ろし
- 『ID』(アイディー) 2014年 8月(牧野出版)書き下ろし
掲載誌
[編集]- 『天国へダイヴ』小説新潮 2004年5月号
- 『欲望のアクア』小説新潮 2005年11月号
- 『母への手紙/愛すべき皺』オール讀物 2004年6月号
- 『ああ、恥ずかし/松茸会議』小説新潮 2005年6月号
ジャーナリズム活動
[編集]- 『週刊金曜日』シリーズ記事『被爆者・女たちの本音』
第1回・2012年3月16日(第887号) 『私たちはモルモットじゃない!』 福島「県民健康管理調査」への疑問と不信
第2回・2012年3月23日(第888号) 『私は子どもに内部被曝させたのか……』 後手に回る行政に悲しみ憤る母親たち
第3回(最終回)2012年4月6日(第890号) 『なぜ内部被曝は明らかにされないのか』 住み続けるか避難するか、葛藤する母親たち
連載
[編集]- 牧野出版ホームページにて2014年9月より、エッセイ『ストレンジな人びと』を連載中。
- フリーペーパー『表参道ガイド』にて2015年4月より、小説『イデアの恋人』を連載中。
テレビ出演
[編集]- 2007年2月~6月、BSジャパン「未来図鑑~NEXT BREAKER~」(月曜24:00~)コメンテーターとして出演。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式HP - ウェイバックマシン(2009年7月28日アーカイブ分)
- ニコ生コミュニティ
- 連載・『ストレンジな人びと』