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清水昭典

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清水 昭典(しみず しょうすけ、1928年- )は、日本政治学者歴史学者。北海道の近代政治史を専門とし、北海道各地の市町村史の編纂・策定に関わった。学位は、法学博士北海道大学)。北見工業大学及び札幌大学名誉教授。2008年瑞宝中綬章受章。北海道生まれ。

略歴

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1953年北海道大学法経学部政治学科卒業。1958年北海道大学大学院特別研究生修了。北海道大学法学部助手

1961年北見工業短期大学応用化学科講師。1963年同応用化学科助教授。1966年北見工業大学工学部助教授。1972年同工学部教授。1990年北見工業大学停年退官。同名誉教授。

札幌大学法学部教授。2001年札幌大学退職。2001年札幌大学名誉教授[1]

学外における役職

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  • 1971年 釧路地方裁判所民事調停委員
  • 1973年 釧路地方裁判所司法委員
  • 1974年 北海学園北見大学設立期成会委員
  • 1977年 北海学園北見大学商学部非常勤講師(~1990年)
  • 1978年 釧路地方裁判所参与
  • 1981年 北見市都市計画問題会議委員
  • 1984年 北見商工会議所商業活動調整協議会会長
  • 1998年 北見市計画マスタープラン策定委員会委員長
  • 1999年 北見市情報公開審査委員会会長
  • 1999年 北海学園大学法学部非常勤講師(~2001年)
  • 2001年 北海学園北見短期大学経営学科非常勤講師(~2004年)

叙位・叙勲

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恩師

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  • 北海道大学法学部在学中に尾形典男に師事する。しかし、尾形典男が教員を依願退職により、大学院では、富田容甫に師事する。

著書

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市町村史

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  • 『北見市史 下巻』共著、1984年
  • 『北見市議会史』共著、1986年
  • 『常呂町百年史』共著、1989年
  • 『清水町議会史』共著、1994年
  • 『富良野町史 第3巻』共著、1994年
  • 『伊達市史』共著、1994年
  • 『新門別町史 上巻』共著、1995年
  • 『続新冠町史』共著、1996年
  • 『開基百年上湧別町史』共著、1996年
  • 『続訓子府町史』単著、1998年

その他

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  • 関秀志編『北海道の研究 第5巻 近・現代篇 1』(分担執筆、清文堂出版、1983年)
  • 十亀昭雄)・(山本佐門)ほか共著『地域からの政治学』(窓社、1991年初版・1996年改訂増補2版)

脚注

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  1. ^ http://www.sapporo-u.ac.jp/soryo/no92/campus2.html 退職教員一覧
  2. ^ 北海道新聞朝刊 2008.4.23 23頁

参考文献

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『札幌法学 第10巻1・2合併号』(札幌大学法学会、1999年)