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清水多吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

清水 多吉(しみず たきち、1933年8月8日 - )は、日本の哲学者立正大学名誉教授フランクフルト学派の研究に取り組んだ先駆的哲学者。

来歴

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会津若松生まれ。東京都立新宿高等学校を卒業、東京大学文学部哲学科卒。1963年から立正大学に勤務、教授、2004年に定年退任、名誉教授。

著書

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共著
共編
  • 『クラウゼヴィッツと「戦争論」』 石津朋之共編、彩流社、2008
監修
  • 石原ヒロアキ『漫画 クラウゼヴィッツと戦争論』監修 並木書房 2019

翻訳

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  • クラウゼヴィッツ戦争論』(上下)、現代思潮社、1966、中公文庫(改訳)、2001
  • マルクーゼ『ユートピアの終焉』合同出版、1968、中公クラシックス、2016
  • マルクーゼ『生と死の衝動』(片岡啓治共訳)合同出版、1969
  • ホルクハイマー『道具的理性批判 2 権威と家族』イザラ書房、1970
  • ホルクハイマー『権威主義的国家』 紀伊国屋書店、1975
  • フッサールハイデッガー、ホルクハイマー『30年代の危機と哲学』(手川誠士郎共編訳)イザラ書房、1976、平凡社ライブラリー、1999
  • ハーバーマス『社会科学の論理によせて』 国文社、1991。共訳
  • ハーバーマス他『過ぎ去ろうとしない過去 - ナチズムとドイツ歴史家論争』(徳永恂共訳)人文書院、1995
  • ハーバーマス『討議倫理』(朝倉輝一共訳)法政大学出版局、2005、新装版2013

記念論集

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  • 『知の軌跡 - 20世紀を顧みる 清水多吉先生古稀記念論文集』北樹出版、2004

脚注

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参考

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  • 手川誠士郎, 「清水多吉先生のご退職を惜しむ」『立正大学文学部論叢』 119号 p.5-16, 立正大学文学部, 2004-03, ISSN 0485215X