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清古尊手形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

清古尊手形(せいこたけるてがた)は日本の個人が収集した手形[1]安倍昭恵岩合光昭岸信千世中本忠子らの手形数十枚が収集されている[2]

概要

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「清古尊手形」の名前の由来となった著作者の清古尊が2023年10月に広島県尾道市に訪れたことをきっかけに手形の収集が始まった[3]。当日、尾道市にて位置情報ゲームポケモンGOをプレイしている際、マップに「谷川俊太郎の足形」と記載されているのを発見し、試しに向かったところ、そこに谷川俊太郎をはじめとする多くの足形が展示されている「足形みち」と出会った[3]。そこから、清古自身も足形を収集したいと考えるようになる[3]

その後、靴や靴下を脱がせ足形を取るのは容易ではないと方向を改め、手形の収集を開始することとなった[3]。手形は講演会やイベント、本人の自宅などで収集している[4][5]

手形にはピースサインを出す人や、指輪を付ける人、その他手の形からその人らしさが出ると評されている[4]。後のインタビューで清古は「中毒状態。手形を取らないと気持ち悪い」と語っている[4]

2024年2月12日には宮島口へ期間限定で出店されていたナガスタへ[1]、5月27日から6月28日までは廿日市市役所大野支所にて手形の展示が行われた[6]。同所の展覧会では、手形を取った経緯やエピソード等を手書きで添えられていた[6]。廿日市市役所大野支所長の松尾和政が展覧会の企画をしたという[6]

作家、画家、写真家、起業家、ボートレーサーらの手形が集まっている[5]

採集方法

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手形の対象者の手を紙に置き、その輪郭をなぞり描きとる方法で採集している[7]。手形には、日付とサインが書き込まれ、メッセージ等が添えられているものも多い[7]

脚注

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  1. ^ a b 里山を盛り上げる人々の手形の展示-2月12日(清古尊手形)|活動レポート|ひろしま里山・チーム500”. チーム500(ゴーマルマル) (2020年12月11日). 2024年8月30日閲覧。
  2. ^ 手形ライブラリー”. ameblo.jp. 2024年8月30日閲覧。
  3. ^ a b c d 「いつまで生きられるか誰にもわからない、だから今やりたいことを」ひとを巻き込むの学生作家・清古尊が語る過去と時間論”. katudouisan.simdif.com. 2024年8月30日閲覧。
  4. ^ a b c 手形を取らせてください 62枚集めた14歳、目標は100人分:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年7月20日). 2024年8月30日閲覧。
  5. ^ a b 手形が語る人生に魅せられて 廿日市の清古さん、芸術家や起業家に会い50枚収集 ブログで紹介「地域で活躍する人知って」”. 中国新聞. 2024年8月30日閲覧。
  6. ^ a b c 有名人の手形の展示会 中学生が収集 廿日市市”. 中国新聞. 2024年8月30日閲覧。
  7. ^ a b 「廿日市市でがんばっている人の「手形」を集めて 手形収集 清古尊さん」『しゃぼん玉新聞』2024年7月17日。