淀村
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よどむら 淀村 | |
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廃止日 | 1936年2月11日 |
廃止理由 |
編入合併 久世郡淀町、乙訓郡淀村 → 久世郡淀町 |
現在の自治体 | 京都市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 京都府 |
郡 | 乙訓郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
747人 (国勢調査、1935年) |
隣接自治体 | 京都市(伏見区)、乙訓郡羽束師村、新神足村、大山崎村、久世郡淀町 |
淀村役場 | |
所在地 | 京都府乙訓郡淀村 |
座標 | 北緯34度54分48秒 東経135度42分54秒 / 北緯34.91342度 東経135.71503度座標: 北緯34度54分48秒 東経135度42分54秒 / 北緯34.91342度 東経135.71503度 |
ウィキプロジェクト |
淀村(よどむら)は、京都府乙訓郡にあった村。現在の京都市伏見区淀樋爪町・淀水垂町・淀大下津町にあたる。
地理
[編集]- 河川:桂川、七軒堀川
歴史
[編集]水垂および大下津は、淀城の城下町の城外三町のうちの二つであった(もう一つは納所)。水垂・大下津は淀城から見て桂川の対岸(右岸)の堤防上にある水運の町であった。1889年(明治22年)に水垂・大下津は紀伊郡から乙訓郡へ転属し、乙訓郡樋爪村とともに淀村を形成することになった。
なお、1896年(明治29年)から1910年(明治43年)にかけての淀川改修での桂川拡幅・流路変更で水垂・大下津は土地収用され、新堤防の上に集団移転した。また水垂に鎮座していた與杼神社は淀城内へ遷座された。2007年(平成19年)には、桂川の改修工事に伴い、水垂・大下津は堤防上から堤防の内側に再度集団移転している。
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 26 京都府
- 京都市淀、水垂・大下津地域における治水・水害史と淀川改良工事 淺井良亮・大邑潤三・植村善博 京都歴史災害研究 第14号 (2013) 29〜39