海遊館 (企業)
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通一丁目1番10号 |
設立 | 1988年(昭和63年)4月8日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4120001030105 |
事業内容 | 海遊館、天保山マーケットプレース、天保山大観覧車の運営 |
代表者 | 代表取締役社長 三輪 年[1] |
資本金 | 20億円 |
売上高 | 59億1697万円(2006年3月期) |
総資産 | 136億2545万8000円(2009年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
近鉄グループホールディングス(70.5%[2]) (同社の連結子会社) |
外部リンク | http://www.kaiyukan.com/ |
特記事項:2015年8月31日まで大阪市が筆頭株主(25%)であった。 |
株式会社海遊館(かいゆうかん)は、大阪府大阪市に本社を置く企業である。同市が筆頭株主の第三セクターであったが、2015年8月より近鉄グループの企業となった[3]。
天保山ハーバービレッジの主要施設の運営を行っている。2011年、「大阪ウォーターフロント開発株式会社」から社名を変更した。
運営施設
[編集]完全民営化
[編集]大阪市は市政改革の一環として、外郭団体の売却・民営化や統廃合を進めており、同社の売却も検討。経営が堅調なため、既存株主以外からも資本参加の申し入れがあった。
2007年3月、株主の1つである近畿日本鉄道(近鉄)が、今後大阪市や他の株主から過半数の株式を取得して子会社化する模様であると伝えられた。また、大阪市も少なくとも3%の株を継続保有する考えであると伝えられた[4]。しかし、黒字経営の三セク売却に難色を示す大阪市会の反対があり、2008年8月8日に結果的に売却は白紙となった。ただし、今後の設備投資を考えて、民間の出資比率を上げることについては今後も検討するとしている[5]。
その後、2015年になって改めて近鉄グループホールディングスに同年夏にも株式を売却する方針を固め[6]、2015年7月31日に全株式を同社に24億8,000万円で譲渡した[3]。この時点で近鉄グループホールディングスの出資比率が33%となり同社の持分法適用会社となったが、更に株式の取得を進め2018年現在70.5%を保有している[2]。
脚注
[編集]- ^ 新役員についてのお知らせ (PDF, 株式会社海遊館 2015年8月3日)
- ^ a b 第107期定時株主総会(平成30年6月22日開催)招集ご通知 - 近鉄グループホールディングス株式会社
- ^ a b 株式会社海遊館の株式を売却しました - 大阪市港湾局 2015年7月31日、同10月13日閲覧
- ^ 日経ネット関西版(2007年3月7日付)
- ^ 海遊館株、近鉄への売却「白紙」決定 大阪市 - asahi.com関西(朝日新聞社、2008年8月8日付、同月17日閲覧)
- ^ 海遊館、夏にも民営化 大阪市が近鉄に株売却へ - 朝日新聞、2015年6月5日、同年6月7日閲覧。