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海の綺士団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海の綺士団
漫画
作者 戸川視友
出版社 冬水社
掲載誌 いち*ラキ
レーベル いち*ラキコミックス
冬水社文庫(文庫版)
発表号 2005年5月号 - 2010年5月号
発表期間 2005年3月20日[1] - 2010年3月20日[2]
巻数 全17巻
話数 全55話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

海の綺士団』(うみのきしだん)は、戸川視友による日本漫画作品。『いち*ラキ』(冬水社)にて、2005年5月号から2010年5月号まで連載[1][2]

あらすじ

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16世紀半ば、聖ヨハネ騎士団にやってきたアシェルを中心に物語は動いてゆく[3]

登場人物

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聖ヨハネ騎士団 マルタス・レギオン分団(第9分団)

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アシェル・ジョアン・ド・フレーヴェル
主人公。[要出典]第9分団・分団長。初登場時18歳。アヴィニョン出身。元プロヴァンズ分団所属。侯爵の地位を持つ、騎士団初の女性騎士。ドレスが大嫌いで、(自分が着る用を)見たり、聞いたりしただけでも蕁麻疹がでるほどである。父の志を継いで入団を希望した(自発的なことであり、誰かに強要されたのではない)。
ルーカス・エルガー・フォン・ヴィッテルスバッハ
初登場時18歳。ドイツ出身。元ドイツ分団・副分団長。医学に長ける。(アシェルが入団する前は)エルコレと騎士団並立一位の腕前を持つが、流血をなるべく避けて戦う。
エルコレ・イッポリート・デ・カンネッティ
元イタリア分団・副分団長。ダニエーレの弟。イーリアスというを飼っている。(アシェルが入団する前は)ルーカスと騎士団並立一位の腕前を持つ。六歳の時、人さらいから兄(エルコレではなく、他の)をかばって大人2人相手に勝利した。
ホアン船長(ドン・ホアン)
アラゴン分団に所属していた。初登場時28歳。
サブル
ルイ・ド・フランス分団に所属していた。自称・ノストラダムスの弟子。
オーガスタ
イギリス分団に所属していた。
ロレンゾ・マリア・デ・オルガス
カステーリャ・レオン分団に所属していた。
ルイ・ルネ・ド・ル・ビュイ
オーヴェルニュ分団に所属していた。
イーリアス
エルコレがヒナから育てている鷹。

聖ヨハネ騎士団

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アルベール・ジョセフ・ド・フレーヴェル
故人。アシェルの父。娘と同じく聖ヨハネ騎士であったが、長兄の死去により、還俗して家督を継ぐ。息子を聖ヨハネ騎士にすることが夢だったが、生まれてきたのはアシェルのみである。第9分団の必要性を説いた人物。
ラ・ヴァレッテ
聖ヨハネ騎士団の騎士団長(グランド・マスター)。
ダニエーレ
イタリア分団・分団長。エルコレの兄であり、アシェルにエルコレの第9分団への移籍を進めた人物。エルコレとは2つ年が離れている。
エリンケ・デ・マルコス
カステーリャ・レオン分団・副分団長。性格は温厚で誠実、アシェルに「命を捨ててでもプライドを守るタイプ」と言われる程プライドが高い。人質に取られた実母の安全を守るため、オスマントルコ帝国のスパイとして働き、アシェルの拉致を図ったが、アシェルの助言により、実母を取り戻した。

オスマントルコ帝国

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ドラグート
地中海最強の海賊。トルコ海軍提督
ミフリマ王女
自分の船が聖ヨハネ騎士団に奪われた腹いせに、騎士団初の女騎士(つまりアシェル)の顔がみたい、とアシェルの拉致をソコルルに命じた。
ソコルル・メフメット
オスマントルコ帝国の第三宰相。アシェルの拉致の実行をエリンケに命じた。

その他

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ファーナ
イムディーナの貴族の娘。第九分団の分団宿舎で住み込みで働いている。義母の陰謀で父親ともども殺害されそうになったところを、第九分団に救われたことがある。
フローラン船長

書誌情報

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  • 戸川視友『海の綺士団』冬水社〈いち*ラキコミックス〉、全17巻
    1. 2005年7月20日発売、ISBN 4-88741-660-1
    2. 2005年12月20日発売、ISBN 4-88741-691-1
    3. 2006年3月20日発売、ISBN 4-88741-708-X
    4. 2006年7月20日発売、ISBN 4-88741-723-3
    5. 2006年12月20日発売、ISBN 4-88741-744-6
    6. 2007年4月20日発売、ISBN 978-4-88741-758-8
    7. 2007年9月20日発売、ISBN 978-4-88741-800-4
    8. 2008年2月20日発売、ISBN 978-4-88741-841-7
    9. 2008年5月20日発売、ISBN 978-4-88741-854-7
    10. 2008年8月20日発売、ISBN 978-4-88741-865-3
    11. 2008年11月20日発売、ISBN 978-4-88741-882-0
    12. 2009年2月20日発売、ISBN 978-4-88741-904-9
    13. 2009年5月20日発売、ISBN 978-4-88741-915-5
    14. 2009年7月20日発売、ISBN 978-4-88741-930-8
    15. 2009年11月20日発売、ISBN 978-4-88741-962-9
    16. 2010年3月20日発売、ISBN 978-4-88741-994-0
    17. 2010年6月20日発売、ISBN 978-4-86423-006-3
  • 戸川視友『海の綺士団』冬水社〈冬水社文庫〉、全12巻
    1. 2011年10月初版発行[4]ISBN 978-4-86423-111-4
    2. 2011年10月初版発行[5]ISBN 978-4-86423-112-1
    3. 2011年11月初版発行[6]ISBN 978-4-86423-113-8
    4. 2011年11月初版発行[7]ISBN 978-4-86423-114-5
    5. 2011年12月初版発行[8]ISBN 978-4-86423-115-2
    6. 2011年12月初版発行[9]ISBN 978-4-86423-116-9
    7. 2012年1月初版発行[10]ISBN 978-4-86423-117-6
    8. 2012年1月初版発行[11]ISBN 978-4-86423-118-3
    9. 2012年2月初版発行[12]ISBN 978-4-86423-119-0
    10. 2012年2月初版発行[13]ISBN 978-4-86423-120-6
    11. 2012年3月初版発行[14]ISBN 978-4-86423-121-3
    12. 2012年3月初版発行[15]ISBN 978-4-86423-122-0

出典

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  1. ^ a b 第1巻 2005, p. 2, CONTENTS
  2. ^ a b 第17巻 2010, p. 2, CONTENTS
  3. ^ 海の綺士団”. 冬水社. 2023年2月20日閲覧。
  4. ^ 海の綺士団 1”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  5. ^ 海の綺士団 2”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  6. ^ 海の綺士団 3”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  7. ^ 海の綺士団 4”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  8. ^ 海の綺士団 5”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  9. ^ 海の綺士団 6”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  10. ^ 海の綺士団 7”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  11. ^ 海の綺士団 8”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  12. ^ 海の綺士団 9”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  13. ^ 海の綺士団 10”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  14. ^ 海の綺士団 11”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。
  15. ^ 海の綺士団 12”. メディア芸術データベース. 2023年2月20日閲覧。