出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『海の向こうで戦争が始まる』(うみのむこうでせんそうがはじまる)は、村上龍の長編小説。『群像』1977年5月号掲載。同年に講談社から刊行された。
『限りなく透明に近いブルー』に続く第2作。まるで蜃気楼のような『ある種の一つの現実』や登場人物が『破壊』『戦争』を望む姿を巧みに描いた力作であると評価されている
ある日浜辺で絵を描いていた主人公はフィニーという不思議な女性に出会う。『彼女はあなたの目に町が映っている』と言う。その街は海の向こうにあり、その街には巨大なゴミに埋もれ『基地』を持ち、子供たちを力強く育てる街だという。そして今その街では盛大な祭りが開かれているという。
|
---|
長編小説 | | |
---|
短編小説集 |
- 悲しき熱帯
- POST ポップアートのある部屋
- 走れ!タカハシ
- ニューヨーク・シティ・マラソン
- トパーズ
- 村上龍料理小説集
- 恋はいつも未知なもの
- 村上龍映画小説集
- モニカ-音楽家の夢・小説家の物語
- 白鳥
- ワイン一杯だけの真実
- とおくはなれてそばにいて
- どこにでもある場所どこにもいないわたし
- 特権的情人美食 村上龍料理&官能小説集
|
---|
随筆・評論集 |
- アメリカン★ドリーム
- すべての男は消耗品である。
- テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド
- ビッグ・イベント
- 村上龍全エッセイ 1976-1981
- 村上龍全エッセイ 1987-1991
- 龍言飛語
- 「普通の女の子」として存在したくないあなたへ。
- あなたがいなくなった後の東京物語
- 寂しい国の殺人
- フィジカル・インテンシティ
- 寂しい国から遥かなるワールドサッカーへ
- 誰にでもできる恋愛
- ダメな女
- だまされないために、わたしは経済を学んだ 村上龍weekly report
- 恋愛の格差
- マクロ・日本経済からミクロ・あなた自身へ 村上龍weekly report
- 自殺よりはSEX 村上龍の恋愛・女性論
- わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
- 村上龍文学的エッセイ集
- 案外、買い物好き
- それでもわたしは、恋がしたい 幸福になりたい お金も欲しい
- 無趣味のすすめ
- 逃げる中高年、欲望のない若者たち
- 櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている
|
---|
対談・インタビュー・書簡集 |
- 中上健次vs村上龍 俺たちの船は、動かぬ霧の中を、纜を解いて
- ウォーク・ドント・ラン
- EV.Cafe 超進化論
- Ryu's Bar 気ままにいい夜
- 世界をボクらの遊び場に
- 友よ、また逢おう
- 村上龍+椹木野衣 最新対論 神は細部に宿る
- 「超能力」から「能力」へ 宇宙的な未知の力を、身近なソフトウェアに,
- RYU'S倶楽部-「仲間」ではなく友人として
- 夢見るころを過ぎれば 村上龍vs.女子高生51人
- 憂鬱な希望としてのインターネット
- 村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ
- 最前線 THE FRONT LINE
- 世のため、人のため、そしてもちろん自分のため Rie & Ryu,e‐mails
- 「教育の崩壊」という嘘
- 対立と自立 構造改革が生み出すもの
- 収縮する世界、閉塞する日本 Post September eleventh
- 円安+インフレ=夜明けor悪夢?
- 文体とパスの精度
- 会社人間の死と再生 ダメな会社と心中しないための戦略とは?
- 啓蒙的なアナウンスメント
- 人生における成功者の定義と条件
- 「個」を見つめるダイアローグ
- カンブリア宮殿 村上龍×経済人
|
---|
絵本 | |
---|
電子書籍 | |
---|
CDブック |
- シボネイ-遥かなるキューバ
- 或る恋の物語 エキゾチズム120%
- Se fue彼女は行ってしまった ロマンチシズム120%
- わたしのすべてを エロチシズム120%
|
---|
映画シナリオ | |
---|
JMM関連 |
- JMM Vol.1 - Vol.13
- 村上龍 失われた10年を問う
|
---|
著作集 | |
---|
その他 |
- American road show
- 快楽のテニス講座
- セビロとルージュと秘密の手紙
- 新世界のビート 快楽のキューバ音楽ガイド
- 世紀末を一人歩きするために
- バイオテック・レイヤード
- 共生虫ドットコム
- 「希望の国のエクソダス」取材ノート
- eメールの達人になる
- 日本経済に関する7年間の疑問
- 美しい時間
- カンブリア宮殿 村上龍の質問術
|
---|
映像化作品 |
|
---|