浜田温泉資料館
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浜田温泉資料館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 歴史資料 |
事業主体 | 別府市 |
開館 | 2005年(平成17年) |
所在地 |
〒136-0072 大分県別府市亀川浜田町3番21号 |
位置 | 北緯33度19分47.8秒 東経131度29分38.8秒 / 北緯33.329944度 東経131.494111度座標: 北緯33度19分47.8秒 東経131度29分38.8秒 / 北緯33.329944度 東経131.494111度 |
アクセス | #交通参照 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
浜田温泉資料館(はまだおんせんしりょうかん)は、大分県別府市亀川浜田町の亀川温泉にある資料館である。2006年(平成18年)8月3日に国の登録有形文化財に登録されている。
概要
[編集]1935年(昭和10年)に共同浴場として建設されたものである。設計は別府市技師の池田三比古。池田は、他に浜脇高等温泉の設計も行っており、吉田鉄郎が設計した別府市公会堂の建設にも関わっている。
この共同浴場は、老朽化に伴い2003年(平成15年)に解体されたが、解体時に設計図を作成するとともに部材を一部保存しており、篤志家からの寄付により2005年(平成17年)に資料館として復元。その際に、片方の浴室に床を張って展示室とした[1][2]。
建物は、桁行14m、梁間8mの木造平屋建で、建築面積は145m2。屋根は銅板葺とされており、入母屋造で中央に宝形屋根を載せる。正面玄関は唐破風とされ、東西には千鳥破風が設けられている[1][2]。
なお、旧浜田温泉(現浜田温泉資料館)の解体に伴い、2002年(平成14年)4月に道を挟んだ向かいに新たな共同浴場が建設されている。この共同浴場は鉄筋コンクリート構造平屋建で、唐破風を備えるなど、旧浜田温泉に倣ったデザインとされている。
沿革
[編集]- 1879年(明治12年) - 浜田温泉の源泉を掘削。
- 1889年(明治22年) - 浜田温泉が温泉場として整備される。
- 1920年(大正9年) - 御越町(1925年に亀川町に改称した後、1935年に別府市に合併)の町長が木造2階建ての温泉館に改築し、浜田鉱泉と称する。
- 1935年(昭和10年) - 改築。
- 1966年(昭和41年) - 鉄筋コンクリート構造体を設置し、2階に公民館を設置。
- 2002年(平成14年) - 建物の老朽化等に伴い、浜田温泉、亀川浜田町公民館を新築。
- 2003年(平成15年) - 旧浜田温泉を解体。解体にあたって、設計図を作成するとともに、部材の一部保存が行われる。
- 2005年(平成17年) - 保存部材を使用して浜田温泉が復元される。
- 2006年(平成18年) - 国の登録有形文化財に登録される[3]。
交通
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 武雄温泉新館 - 当館同様、資料館に転用された共同浴場建物。
外部リンク
[編集]- 浜田温泉資料館|施設案内 別府市
- 10.浜田温泉 別府市