浜松市麻雀店放火殺人事件
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浜松市麻雀店放火殺人事件(はままつしマージャンてんほうかさつじんじけん)とは、2009年(平成21年)11月17日に静岡県浜松市で発生した放火殺人事件。合計4人が死亡した。未解決事件でもある。
概要
[編集]2009年(平成21年)11月17日午前3時半ごろ、静岡県浜松市中区(現:中央区)高丘東の麻雀店「金ちゃん」から出火し全焼。男性4人が負傷し病院に搬送され、そのうち1人が避難する際に頭を打ち脳挫傷で死亡[1]。現場からは男性客3人の焼死体が見つかった[2]。
その後の浜松中央署捜査本部の捜査により、1階中央部に設置されていたストーブと電気配線は普段から点検されていたことが判明。火元と見られるストーブは出火当時使用されておらず火の気がなかったために放火の疑いで調べており、捜査本部は「出火直前まで火の気がなく、火の回りも早かった」と発表している。
さらに出火当時は、1階正面玄関は施錠されており、裏口からのみ出入り可能だったという。出火直前の午前3時ごろに2階にいた従業員は、当時無人だった1階の扉が開閉する音を聞いていた[3]。
一方で出火の約1時間前の午前2時半頃に、3人組の男が黒い乗用車を「金ちゃん」付近の駐車場にエンジンをかけたまま駐車し、近くの飲食店と「金ちゃん」との間で2回往復しているのを近所の人が目撃している。現場近くは深夜から未明までは人通りが少ないので不思議に感じたという[4]。
脚注
[編集]- ^ “【浜松麻雀店火災】1人は逃げるとき頭を打ち死亡か”. 産経ニュース. (2009年11月17日) 2009年11月23日閲覧。
- ^ “浜松で麻雀店火災 4人死亡 3人重軽傷”. 産経ニュース. (2009年11月17日) 2009年11月20日閲覧。
- ^ “【浜松麻雀店火災】火災直前に物音 県警が放火の疑いで捜査”. 産経ニュース. (2009年11月17日) 2009年11月20日閲覧。
- ^ “【浜松麻雀店火災】不審な男と車両を目撃 黒い乗用車の3人組”. 産経ニュース. (2009年11月18日) 2009年11月23日閲覧。