浜松市消防局
表示
(浜松市消防本部から転送)
浜松市消防局 | |
---|---|
浜松市消防局庁舎(右) | |
情報 | |
設置日 | 1949年 |
管轄区域 | 浜松市内3区 |
管轄面積 | 1,558.11km2 |
職員定数 |
897人[1] (2024年4月1日現在) |
消防署数 | 7 |
出張所数 | 18 |
所在地 | 〒430-0905 |
リンク | 浜松市 消防局のご案内 |
浜松市消防局(はままつししょうぼうきょく)は、静岡県浜松市の消防部局(消防本部)。管轄区域は浜松市内3区。
部制を敷く浜松市の行政組織上、唯一の『局』である。
沿革
[編集]浜松市の消防業務は、1925年に浜松市消防組常設部が設置されたことに始まる。ただしこれは、正式な自治体消防ではなかった。浜松市消防本部は1949年に発足した。以後浜松市の消防業務を各地域消防団とともに管轄している。2005年7月1日に浜松市が周辺の11市町村を編入合併したことにより、新たに3消防署が浜松市消防本部に加わった。
- 1948年 - 浜松市消防署を開設する。
- 1949年 - 浜松市消防本部を開設する。
- 1950年 - 東部派出所・南部派出所を開設する。
- 1954年 - 和田派出所・笠井派出所を開設する。
- 1955年 - 消防本部・消防署が移転する。旧消防署に鴨江派出所を開設する。
- 1957年 - 萩丘派出所を開設する。
- 1960年 - 本格的な救急業務を開始する。
- 1961年 - 北寺島分遣所を開設する。
- 1963年 - 篠原派出所を開設する。
- 1964年 - 北部派出所を開設する。北寺島分遣所が派出所に昇格する。
- 1965年 - 東部派出所が東部消防署に昇格し、2署体制となる。浜松市消防署は中消防署に改称する。
- 1967年 - 庄内派出所を開設する。
- 1968年 - 芳川派出所を開設する。
- 1969年 - 積志派出所を開設する。
- 1970年 - 消防本部・中消防署庁舎が新築のうえ移転する。浜松市消防音楽隊が発足する。萩丘派出所が移転し三方原派出所に改称する。
- 1971年 - 高台派出所を開設する。
- 1972年 - 南部消防署を開設し、3署体制となる。南部派出所を廃止する。
- 1975年 - 可美派出所を開設する。
- 1977年 - 東部消防署が新築のうえ移転する。和田派出所を廃止し、旧東部消防署庁舎を相生派出所とする。
- 1978年 - 長上派出所を開設する。
- 1979年 - 湖東派出所を開設する。
- 1981年 - 白脇派出所を開設する。
- 1983年 - 飯田派出所・雄踏派出所を開設する。
- 1987年 - 富塚派出所を開設する。
- 1993年 - 三方原派出所が移転し曳馬野派出所に改称する。
- 1994年 - 北寺島派出所を廃止する。
- 1995年1月 - 阪神淡路大震災に応援出場
- 1999年 - 笠井派出所と長上派出所を統合し上石田派出所を開設する。
- 2002年 - 北部派出所と積志派出所を統合し有玉派出所を開設する。
- 2004年 - 曳馬野派出所が北部消防署に昇格し、4署体制となる。
- 2005年 - 12市町村による合併に伴い、浜北市消防本部・天竜消防組合消防本部・引佐郡広域施設組合消防本部を浜松市消防本部に統合する。浜北消防署・天竜消防署・引佐消防署を加え7署体制となる。派出所を出張所に改称する。
- 2007年 - 政令指定都市移行に伴い、消防署所の見直しを行い、1行政区1署体制となる。
- 東部消防署を東消防署に、南部消防署を南消防署に、引佐消防署を北消防署に改称する。
- 篠原出張所が西消防署に昇格し、北部消防署は曳馬野出張所となる。
- 2009年 - 中消防署に特別高度救助隊「浜松ハイパーレスキュー」、南消防署に高度救助隊「浜松スーパーレスキュー」が発隊。
- 2009年 - 浜松市消防本部を浜松市消防局に改称する。2010年度に運用を開始する消防ヘリコプターの愛称を「はまかぜ」に決定。
- 2010年 - 浜松市消防航空隊の運用を開始[2]。
- 2011年3月11日 - 東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災に対して緊急消防援助隊を派遣。
- 2013年10月 - 平成25年台風第26号に伴う伊豆大島土砂災害に緊急消防援助隊を派遣。
- 2014年 - 西消防署雄踏出張所・南消防署可美出張所を廃止し、西消防署大平台出張所を開設する。
- 2015年4月25日 - ネパール地震に国際消防救助隊を派遣。
- 2018年4月1日 - 南消防署飯田出張所を廃止。
組織
[編集]「浜松市消防局の組織に関する規則」により、次の部署が設置されている。
- 消防局
- 消防総務課
- 予防課
- 警防課 - 浜松市消防航空隊
- 情報指令課
- 消防署
浜松市消防音楽隊
[編集]→詳細は「浜松市消防音楽隊」を参照
浜松市消防航空隊
[編集]→詳細は「浜松市消防航空隊」を参照
主力機械
[編集]2021年4月1日時点の消防車両等の保有状況は、次のとおりである[3]。
- 消防ポンプ自動車:17
- 水槽付消防ポンプ自動車:21
- はしご付消防自動車:3
- はしご付消防ポンプ付自動車:1
- 屈折はしご付消防ポンプ付自動車:3
- 化学消防ポンプ自動車:3
- 救急自動車:30
- 救助工作車:8
- ポンプ付救助工作車:1
- 水槽付救助工作車 : 1
- 小型動力ポンプ付水槽車:1
- 小型動力ポンプ付積載車:1
- 特災車・支援車等:10
- 指揮車:8
- 広報・搬送車(緊急車):13
- 救急消防活動二輪車:2
- 査察・連絡・搬送車:16
- 人員搬送車:2
- 消防ヘリコプター:1
- 合計:142
→詳細は「日本の消防車」を参照
消防署
[編集]「浜松市消防本部及び消防署の設置等に関する条例」及び「浜松市消防署の組織に関する規程」により、次の消防署、出張所が設置されている。
消防署 | 住所 | 出張所 |
---|---|---|
中消防署 | 中央区下池川町19-1 |
|
東消防署 | 中央区篠ケ瀬町1374 |
|
西消防署 | 中央区馬郡町4074-1 |
|
南消防署 | 中央区森田町98 |
|
北消防署 | 浜名区細江町三和2173-7 |
|
浜北消防署 | 浜名区西美園58 |
|
天竜消防署 | 天竜区二俣町二俣481 |
|
脚注
[編集]- ^ 浜松市職員定数条例(昭和28年浜松市条例第18号)第3条第1項第7号
- ^ 浜松市の災害情報 - 浜松市消防航空隊運用開始について(浜松市防災情報放送)
- ^ 浜松市消防局 『令和元年度版 浜松の消防(消防年報)』 > 警防
- ^ 2024年1月1日、行政区再編に伴い、中央区三方原地区を管轄する曳馬野出張所が北消防署から中消防署の所管となった。 : 浜松市消防局 (2024年1月1日). “浜松市消防局連絡先一覧”. 2024年1月2日閲覧。, 浜松市消防局. “消防署管轄区域”. 2024年1月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]