浅野文月
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誕生 |
1977年7月11日(47歳) 岩手県北上市 |
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職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 神奈川県立上鶴間高等学校卒業 |
活動期間 | 2020年 - |
デビュー作 | 「鷲ノ巣」-『北の文学 』第81号(2020年) |
ウィキポータル 文学 |
浅野 文月(あさの ふづき、男性、1977年7月11日 - [1])は、日本の小説家。本名は非公表。
来歴
[編集]岩手県北上市にて出生[2]、現在住[3]。東京都文京区、西東京市、神奈川県相模原市出身[4]。
20代でIPサイマル放送を考え、会社設立をしたことがある[4]。衆議院議員秘書を経験[4]。
2017年頃から文芸誌に投稿を始め[4]、2020年11月に「鷲ノ巣」が岩手日報社発行の文芸誌『北の文学』 第81号入選掲載[5]。2024年11月に「飛んだ男の残したものは」で『北の文学』優秀作賞受賞[3][6]。岩手芸術祭小説部門においては、2021年に「海底の手記」[7]、2023年に「ゲノーモス真教会」[8]、2024年に「The White Book」[9]が優秀賞に選ばれる。
毎年6月に開催される文学フリマ岩手にあわせて、浅野が編集をする文芸誌『No Book No Life』を文月書房(ふみつきしょぼう)のブース名で刊行している[10]。
作品リスト
[編集]単著
[編集]- 『ディストーションラブ』[1](2023年6月、私家版、文月書房)
- ディストーションラブ(アルファポリス 電網浮遊都市 2022年11月20日-12月31日連続掲載)
- 『或る日』[2](2023年6月、私家版、文月書房)
- 海の香り
- 或る日(アルファポリス 電網浮遊都市 2022年5月19日掲載)
- 『無伴奏・本分』(2024年6月、私家版、文月書房)
- 無伴奏
- 本分
- 八卦の命
アンソロジー収録
[編集]「」内が浅野の作品
- 『Jigsaw2』(2021年6月、一本桜の会、ツーワンライフ)ISBN 978-4-909825-26-1
- 「シンボル」
- 『No Book No Life - 0』[3](2023年6月、私家版、文月書房)
- 「ストロベリーフィールズの扉」
- 追悼・大江健三郎「わたしは大江健三郎をよくしらない」(文芸評論)
- 「ChatGPT vs 四流作家」(掌編小説)
- 「仏教と哲学と科学から考える死と祈り」(松橋倫久との対談)
- 『No Book No Life - 1』[4](2024年6月、私家版、文月書房)
単著未収録作品
[編集]- 「鷲ノ巣」(岩手日報社『北の文学』第81号)ISBN 978-4-87201-612-3
- 「海底の手記」(第74回岩手芸術祭実行委員会『県民文芸作品集』第52号)
- 「ゲノーモス真教会」(第76回岩手芸術祭実行委員会『県民文芸作品集』第54号)
- 「飛んだ男の残したものは」[5](岩手日報社『北の文学』第89号)ISBN 978-4-87201-620-8
- 「The White Book」(第77回岩手芸術祭実行委員会『県民文芸作品集』第55号)
脚注
[編集]- ^ “浅野文月|note”. note(ノート) (2022年11月22日). 2025年1月3日閲覧。
- ^ 「執筆者プロフィール」『Jigsaw2』、ツーワンライフ、2021年6月11日、123頁、ISBN 978-4-909825-26-1。
- ^ a b 「「北の文学」第89号優秀作浅野さん(北上)に決定」『岩手日報』2024年10月18日、3版。
- ^ a b c d 「執筆者一覧」『No Book No Life』第0号、文月書房、2023年6月18日、74頁。
- ^ 浅野文月「鷲ノ巣」『北の文学』第81号、岩手日報社、2020年11月28日、44-67頁、ISBN 978-4-87201-612-3。
- ^ “「北の文学」第89号優秀作 浅野さん(北上)に決定”. IWATE NIPPO 岩手日報. 2025年1月3日閲覧。
- ^ 浅野文月「海底の手記」『県民文芸作品集』第52号、第74回岩手芸術祭実行委員会、2021年12月11日、20-30頁。
- ^ 浅野文月「ゲノーモス真教会」『県民文芸作品集』第54号、第76回岩手芸術祭実行委員会、2023年12月15日、19-31頁。
- ^ 浅野文月「The White Book」『県民文芸作品集』第55号、第77回岩手芸術祭実行委員会、2024年12月13日、19-28頁。
- ^ “[文学フリマ岩手9・小説|純文学 文月書房]”. 文学フリマWebカタログ+エントリー. 2025年1月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 浅野文月 (@asano_fuzuki) - X(旧Twitter)
- 浅野文月(note)