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浅野屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社浅野屋
ASANOYA
浅野屋 軽井沢旧道本店
浅野屋 軽井沢旧道本店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
174-0051
東京都板橋区小豆沢2-21-15
設立 1933年10月
業種 食料品
法人番号 3010001207020
事業内容 パン・洋菓子、惣菜等の製造および販売など
代表者 代表取締役: 上杉則彦
資本金 2,000万円
従業員数 238名(2023年現在)
支店舗数 18店舗(2023年現在)
決算期 1月末日
外部リンク https://b-asanoya.com
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ブランジェ浅野屋(ぶらんじぇあさのや、登記社名: 株式会社浅野屋、: BOULANGERIE ASANOYA)は、日本の製パン会社である。

本社は東京都板橋区小豆沢、本店は長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢に所在する。

沿革

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1933年昭和8年)、石川県生まれの浅野良明が食料品店に11年間勤めたのち東京麹町6丁目に「浅野屋商店」を開業、食料品の一部としてパン・菓子の製造をしたことがはじまり[1]。これらの製品は当時の麹町近辺の外国大使館員たちから好評を博し、1940年(昭和15年)には避暑で軽井沢を訪れる外国人外交官や家族からの要望を受けて夏季出張所を開設、本格的にパン屋としての事業をスタートさせる[1][2]。現在は、軽井沢のほか、首都圏シンガポールにも店舗を展開している。

逸話

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  • 小説家室生犀星は軽井沢の浅野屋本店に出向いていた[3]
  • ピザーラ創業者の淺野秀則は、同社を設立して事業を始める際、ピザの生地について、フランス人が食べている本格的なパンは誰が作っているのかと考え、フランス大使館に納入しているパン屋が浅野屋であることを突き止めると、浅野屋にピザ生地製造への協力を持ちかけた[4]。これにより、現在のピザーラのピザ生地(イタリアン、ハンドトス)は、浅野屋との共同開発によって生まれている。

出典

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  1. ^ a b 東京・「浅野屋」が復刻パン、軽井沢町3店舗に 創業90年で限定販売, 信濃毎日新聞デジタル(Yahoo!ニュース), 2023.04.17閲覧.
  2. ^ [https://project.nikkeibp.co.jp/bpi/atcl/column/19/125802/ 「跡取り娘」の経営戦略
    【第8回】浅野屋3代目 浅野まきさん【前編】], 日経BP総合研究所, 2007.06.04, 2023.04.17閲覧.
  3. ^ 奥野健男, 素顔の作家たち: 現代作家132人, 57頁, 集英社, 1978年.
  4. ^ 全身大火傷、家を失った過去も… ピザーラ創業者の知られざる半生, ABEMA TIMES, 2017.04.01, 2023.04.17閲覧.