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浅井知浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あさい ともひろ
浅井 知浩
生誕 1974年8月
居住 日本の旗 日本
研究分野 薬学
研究機関 三菱ウェルファーマ
静岡県立大学
出身校 静岡県立大学薬学部卒業
静岡県立大学大学院
薬学研究科博士課程修了
博士課程
指導教員
奥直人
主な業績 遺伝子デリバリーシステムの
開発
腫瘍新生血管傷害療法に
関する研究
新規抗腫瘍リポソーム製剤の
開発
主な受賞歴 国際リポソーム会議
ポスター優秀賞(2000年)
はばたき賞(2000年)
静岡県立大学学長表彰
(2016年)
プロジェクト:人物伝
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浅井 知浩(あさい ともひろ、1974年昭和49年〉8月 - )は、日本薬学者細胞生物学薬物送達学)、実業家学位博士(薬学)静岡県立大学・2002年)。静岡県立大学薬学部教授大学院薬学研究院教授、Luna RD株式会社取締役最高技術責任者

日本学術振興会特別研究員三菱ウェルファーマ株式会社研究員、静岡県立大学薬学部准教授などを歴任した。

概要

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細胞生物学薬物送達学を専攻する薬学者である[1]。遺伝子デリバリーシステムの開発などで知られている[2]日本学術振興会特別研究員を経て[3]三菱ウェルファーマで研究に従事したのち[3]静岡県立大学で教鞭を執った[3]

来歴

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生い立ち

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1974年(昭和49年)生まれ[4]。静岡県立大学の薬学部薬学科にて[5]薬学を学んだ。1997年(平成9年)に卒業すると[5]、同大学の大学院に進学し[5]薬学研究科博士課程にて学んだ[5]。大学院生当時、第7回国際リポソーム会議にて研究成果を発表し、同会議のポスター優秀賞を受賞した[6]。それらの業績から、静岡県立大学よりはばたき賞が授与されている[7]。2002年(平成14年)、大学院の博士課程を修了し[5]博士(薬学)学位を取得した[8]

薬学者として

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大学院在学中の1999年(平成11年)4月、日本学術振興会の特別研究員に選任される[3][† 1]。2002年(平成14年)4月、三菱ウェルファーマに採用され[3][† 2]研究員として同社の業務に従事した[3]。2004年(平成16年)2月、母校である静岡県立大学に戻り[3]、薬学部薬学科の講師に就任した[3]。また、同大学の大学院薬学研究科においても、講師を兼務している。2012年(平成24年)、薬学研究科が生活健康科学研究科と統合・再編され、新たに2研究院1学府が発足した。それにともない、新設された薬学研究院にて講師を兼務した。なお、2011年(平成23年)7月から2012年(平成24年)6月にかけて、ノースカロライナ大学にて客員研究員を兼任していた[3]。2013年(平成25年)4月、静岡県立大学の薬学部にて准教授に昇任した[3]。なお、静岡県立大学の大学院においても、薬学研究院の准教授を兼務している。2016年(平成28年)3月には、静岡県立大学学長表彰を受けた[9]。2018年(平成30年)4月、静岡県立大学の薬学部にて教授に昇任した[3]。薬学部においては、主として薬学科の講義を担当し[4]、医薬生命化学分野を受け持っていた[4]。なお、静岡県立大学の大学院においても、薬学研究院の教授を兼務していた[4]。大学院においては、薬食生命科学総合学府の講義を担当し、医薬生命化学教室を受け持っていた[4]。2021年(令和3年)11月、ベンチャーとして設立されたLuna RDにて取締役に就任した[10]。同社では最高技術責任者も兼務する[11]

研究

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専門は薬学であり、特に細胞生物学や薬物送達学を研究している[1]。薬物送達学の分野では、遺伝子デリバリーシステムの開発に取り組んでいる[2]。また、リポソームと呼ばれる脂質二重層で囲まれた人工の球状体について、学生時代から研究を行っている[2]。この分野においては、大学院生当時、国際リポソーム会議ポスター優秀賞を受賞している[6]。現在では、腫瘍に対抗するリポソーム製剤の開発などを研究している[2]。そのほかにも、腫瘍の新生血管傷害療法について研究を行っている[2]

略歴

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賞歴

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  • 2000年 - 第7回国際リポソーム会議ポスター優秀賞[6]
  • 2000年 - はばたき賞[7]
  • 2016年 - 静岡県立大学学長表彰[9]

脚注

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註釈

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出典

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関連人物

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関連項目

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外部リンク

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