浄信寺 (久喜市)
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浄信寺 | |
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所在地 | 埼玉県久喜市栗橋東3-8-15 |
位置 | 北緯36度08分10.6秒 東経139度42分14.5秒 / 北緯36.136278度 東経139.704028度座標: 北緯36度08分10.6秒 東経139度42分14.5秒 / 北緯36.136278度 東経139.704028度 |
山号 | 無量山 |
院号 | 帰命院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建年 | 元和3年(1617年) |
開山 | 乗誉玄徹 |
法人番号 | 1030005004397 |
歴史
[編集]1617年(元和3年)、乗誉玄徹によって開山された。玄徹は現在の宮城県仙台市青葉区にある昌繁寺の住職であったが、幕府の所在地となった江戸に寺を創建すべく、江戸に向かっていたが、途中の栗橋宿で縁あって当地に留まり、「帰命院」と称する庵を設けた。その後、現在の鴻巣市にある勝願寺の日誉源貞が整備拡充し、「浄信寺」として寺院化した[1]。
境内には、梅澤太郎右衛門の墓がある。第2代将軍徳川秀忠の日光社参の際に、利根川の増水で秀忠が通る舟橋の危険性が高まった。太郎右衛門らは体を張って水中に入り、舟橋の安全を確保した。渡河後、秀忠はこれを賞し、苗字帯刀の特権を与え、栗橋宿の世話役に任じた[1]。
文化財
[編集]- 梅澤太郎右衛門の墓(久喜市指定文化財 昭和56年6月12日指定)[2]
交通アクセス
[編集]- 栗橋駅より徒歩17分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年