流山セントラルパーク駅
流山セントラルパーク駅 | |
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西口(2006年8月) | |
ながれやまセントラルパーク Nagareyama-centralpark | |
◄TX10 南流山 (2.2 km) (2.2 km) 流山おおたかの森 TX12► | |
所在地 | 千葉県流山市前平井119 |
駅番号 | TX11 |
所属事業者 | 首都圏新都市鉄道 |
所属路線 | つくばエクスプレス |
キロ程 | 24.3 km(秋葉原起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,317人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 2005年(平成17年)8月24日[1] |
流山セントラルパーク駅(ながれやまセントラルパークえき)は、千葉県流山市前平井にある、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの駅である。駅番号はTX11。
歴史
[編集]- 2003年(平成15年)10月8日:駅名が「流山セントラルパーク駅」に決定[3]。
- 2005年(平成17年)8月24日:開業[1]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[4]。
駅名の由来
[編集]駅開業前の仮称は「流山運動公園駅」であった。2002年(平成14年)4月に流山市が行った市民のアンケートの駅名1位も「流山運動公園」であり[5]、アンケートを基に2002年9月に駅名候補の市案として選定された駅名も仮称同様「流山運動公園駅」であった[6]。2003年(平成15年)8月23日の第二回つくばエクスプレス駅名選考委員会で、流山市は、新たに寄せられた意見・提案提案や、新しいまちづくりの方向性が示せること、若い市民の感覚も大切にすることなども踏まえ、新たに「流山セントラルパーク」を市案に制定し、千葉県を通じて首都圏新都市鉄道に報告[7]、その駅名が正式に採用となった。
市の見解では流山市総合運動公園が流山市の緑の拠点として市民に親しまれていることが市案選定の理由としているが[7]、流山セントラルパークという名の公園は存在せず、公園名と駅名が異なっている。井崎義治市長によると、街に比較的高級なイメージが涌くブランディング戦略の一環で命名したとのことである[8]。
駅構造
[編集]自動改札機、自動券売機、エレベーター、エスカレーター設置。店舗は改札外にファミリーマートがある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | つくばエクスプレス | 下り | つくば方面[9] |
2 | 上り | 秋葉原方面[9] |
-
改札口(2023年5月)
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構内コンコース(2023年5月)
-
1番線ホーム(2023年5月)
-
2番線ホーム(2023年5月)
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗車人員は5,317人である[利用客数 1]。
開業以来の1日平均乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
2005年(平成17年) | 1,728 | [* 1] |
2006年(平成18年) | 2,192 | [* 2] |
2007年(平成19年) | 2,446 | [* 3] |
2008年(平成20年) | 2,543 | [* 4] |
2009年(平成21年) | 2,745 | [* 5] |
2010年(平成22年) | 2,820 | [* 6] |
2011年(平成23年) | 2,855 | [* 7] |
2012年(平成24年) | 2,976 | [* 8] |
2013年(平成25年) | 3,293 | [* 9] |
2014年(平成26年) | 3,419 | [* 10] |
2015年(平成27年) | 3,583 | [* 11] |
2016年(平成28年) | 4,346 | [* 12] |
2017年(平成29年) | 4,707 | [* 13] |
2018年(平成30年) | 5,248 | [* 14] |
2019年(令和元年) | 5,259 | [* 15] |
2020年(令和 | 2年)4,092 | |
2021年(令和 | 3年)4,533 | |
2022年(令和 | 4年)4,888 | |
2023年(令和 | 5年)5,317 |
駅周辺
[編集]駅から西に2つ目の交差点を過ぎた先は既成市街地となっており、北は後平井、西は前平井・平和台(平和不動産が開発)、加の流山美しが丘(東急不動産が開発)、南には思井と中の各住宅街がある。東には流山市総合運動公園があり、柏市(豊四季)・松戸市(幸田)との市境がある。
駅北側には千葉県道5号松戸野田線(流山街道)、千葉県道278号柏流山線が走る。駅周辺道路は徐々に整備が進んでおり、2010年(平成22年)には都市計画道路3・3・28号中駒木線の市野谷・後平井間が開通し、当駅と流山おおたかの森駅が道路で直接結ばれた[10]。当駅から約1.3 - 1.5キロメートル(km)の場所に流鉄流山線の流山駅・平和台駅がある。
つくばエクスプレス開業前の駅周辺は住宅が点在し、田や森林が広がっていたが、開業以降は千葉県によるつくばエクスプレス沿線整備の一環として土地区画整理事業が行われている[11]。2013年(平成25年)以降、駅西側に商業施設、駅東側は教育施設や病院[12]が開設されている。
東側
[編集]- 流山警察署 流山セントラルパーク駅前駐在所
- 流山市生涯学習センター(旧・流山青年の家)
- 流山市立八木南小学校
- 暁星国際流山小学校
- 暁星国際流山幼稚園
- 東葛病院
- 流山市総合運動公園
- 流山市民総合体育館(キッコーマンアリーナ)
- 流山市総合運動公園野球場
- ふるまぎ水鳥の池
西側
[編集]バス路線
[編集]路線バスが当駅の西側ロータリーを発着する。バスは全て東武バスセントラル西柏営業事務所の運行。南流山駅行きの系統は2014年(平成26年)10月のダイヤ改正で新設された路線であり、これに合わせ、従来は柏駅・南柏駅方面用だった1番乗り場を南流山駅行き専用とし、従来からの路線は全て2番乗り場となった。
乗り場 | 系統 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
1番 | 西柏09 | 南流山駅 | ■東武バス(西柏) |
2番 | 柏06 | 柏駅西口 | |
柏07 | 南柏駅西口 | ||
柏06・07 | 流山駅東口 |
隣の駅
[編集]- 首都圏新都市鉄道
- つくばエクスプレス
脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b “県内5駅 つくばエクスプレス開業 県内企業、新動脈に期待感 沿線の魅力づけ必要”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 1,4,15. (2005年8月25日)
- ^ 川島令三『【図説】日本の鉄道 首都近郊スペシャル 全線・全駅・全配線』講談社、2014年4月23日、64頁。
- ^ “全20駅の名称発表 つくばエクスプレス 県内5駅名も決定”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 16. (2003年10月9日)
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月12日閲覧。
- ^ “市民応募の駅名 1位は「新流山」と「流山運動公園」 常磐新線でアンケート”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 16. (2002年5月23日)
- ^ “広報ながれやま平成14年9月1日号(No.1025) > 駅名候補の市案が「流山運動公園駅」「流山中央駅」に決定 〜車両のデザインも決まる〜” (PDF). 流山市. p. 1 (2002年9月1日). 2014年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月25日閲覧。
- ^ a b “広報ながれやま平成15年9月1日号(No.1049) > (仮称)新市街地駅で安全祈願祭 平成17年秋の開業へ 駅名は選考委員会の意見尊重し決定へ” (PDF). 流山市. p. 1 (2003年9月1日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月25日閲覧。
- ^ 梅咲 恵司 (2013年8月2日). “30代人口急増!流山市、"異端"の街づくり”. 東洋経済新報社. 2013年8月3日閲覧。
- ^ a b “流山セントラルパーク駅|駅情報・路線図”. つくばエクスプレス. 首都圏新都市鉄道. 2021年5月4日閲覧。
- ^ “11月16日(火)14:30 都市計画道路中駒木線(市野谷-後平井)が開通しました。”. 流山市 (2010年11月16日). 2012年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月25日閲覧。
- ^ “運動公園周辺地区のまちづくり”. 千葉県 (2013年7月31日). 2013年8月3日閲覧。
- ^ “運動公園周辺地区の概要と整備状況”. 流山市 (2013年7月18日). 2015年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月3日閲覧。
利用状況
[編集]- 私鉄の1日平均利用客数
- 私鉄の統計データ
- 千葉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 流山セントラルパーク駅 - つくばエクスプレス