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洪原郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
洪原郡
位置
各種表記
チョソングル: 홍원군
漢字: 洪原郡
片仮名転写: ホンウォン=グン
ローマ字転写 (MR): Hongwŏn kun
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
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洪原郡(ホンウォンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡南道に属する郡。

地理

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日本海に面する。

東に新浦市北青郡、北に山を隔てて徳城郡、西に新興郡咸興市、西南に楽園郡と接する。

行政区画

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1邑・4労働者区・27里を管轄する。

  • 洪原邑(ホンウォヌプ)
  • 景浦労働者区(キョンポロドンジャグ)
  • 南川労働者区(ナムチョンノドンジャグ)
  • 雲浦労働者区(ウンポロドンジャグ)
  • 前津労働者区(チョンジンノドンジャグ)
  • 古邑里(コウムニ)
  • 関興里(クァヌンニ)
  • 光明里(クァンミョンニ)
  • 九龍里(クリョンニ)
  • 南山里(ナムサンニ)
  • 南豊里(ナンプンニ)
  • 東上里(トンサンニ)
  • 東中里(トンジュンニ)
  • 龍徳里(リョンドンニ)
  • 龍三里(リョンサムニ)
  • 龍新里(リョンシンニ)
  • 龍浦里(リョンポリ)
  • 方東里(パンドンニ)
  • 芳坪里(パンピョンニ)
  • 普賢里(ポヒョンニ)
  • 烽火里(ポンファリ)
  • 富上里(プサンニ)
  • 山陽里(サニャンニ)
  • 三成里(サムソンニ)
  • 雲上里(ウンサンニ)
  • 雲下里(ウナリ)
  • 元㯖里(ウォンドンニ)
  • 壮豊里(チャンプンニ)
  • 中書里(チュンソリ)
  • 中隠里(チュンウンニ)
  • 鶴松里(ハクソンニ)
  • 湖南里(ホナムニ)

歴史

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女真の領域だった頃には洪肯・洪献などと呼称され、高麗時代に県が置かれた。1398年には洪原県と改称して咸興府に属した。1433年、県監が置かれた。1680年、北青鎮の管轄に編入され、洪原県監が前営将・討捕使を兼任した。

1894年には洪原郡となり、1895年以降咸鏡南道に属した。

1945年8月段階で1邑6面があった。北朝鮮成立後の1952年12月に行政区画の再編が行われ、洪原面・景雲面・普賢面・雲鶴面が洪原郡として構成された。

年表

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この節の出典[1]

  • 1896年 - 咸鏡南道咸興郡の一部(退潮社・元川社・甫青社)を編入。
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、咸鏡南道北青郡の一部(平浦面)が洪原郡に編入、洪原郡の一部(上元川面・下元川面)が新興郡に編入、一部(西退潮面)が咸興郡に編入。洪原郡に以下の面が成立。(12面)
    • 州翼面・鶴泉面・好賢面・希賢面・景浦面・雲浦面・龍源面・龍川面・龍雲面・東退潮面・甫青面・平浦面
  • 1915年 (12面)
    • 鶴泉面の一部が新興郡東古川面に編入。
    • 希賢面の一部が新興郡下元川面に編入。
  • 1935年 (7面)
    • 州翼面・龍雲面の各一部が合併し、洪原面が発足。
    • 鶴泉面および龍雲面の残部・州翼面の残部が合併し、雲鶴面が発足。
    • 希賢面・好賢面が合併し、普賢面が発足。
    • 景浦面・雲浦面が合併し、景雲面が発足。
    • 龍川面・平浦面が合併し、龍浦面が発足。
    • 東退潮面が甫青面に編入。
  • 1941年4月1日 - 洪原面が洪原邑に昇格。(1邑6面)
  • 1945年(光復直後) (7面)
    • 洪原邑が洪原面に降格。
    • 甫青面が三湖面に改称。
  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡南道洪原郡洪原面・景雲面・普賢面・雲鶴面をもって、洪原郡を設置。洪原郡に以下の邑・里が成立。(1邑25里)
    • 洪原邑・前津里・南川里・龍雲里・景浦里・鶴松里・景興里・光明里・雲上里・雲浦里・東上里・九龍里・普賢里・元㯖里・関興里・南豊里・方東里・南山里・古邑里・湖南里・芳坪里・龍徳里・壮豊里・富上里・山陽里・新成里
  • 1953年 - 前津里が前津労働者区に昇格。(1邑1労働者区24里)
  • 1954年 (1邑1労働者区24里)
    • 南山里・方東里の各一部が洪原邑に編入。
    • 南山里・湖南里の各一部が龍雲里に編入。
    • 龍徳里の一部が古邑里に編入。
  • 1960年10月 - 新浦郡雲下里・龍三里・三成里・東中里・中書里・中隠里・龍新里・龍浦里および龍中里・龍成里の各一部を編入。(1邑1労働者区32里)
    • 龍中里が雲浦里に編入。
    • 龍成里が三成里に編入。
  • 1960年12月 - 南川里・前津労働者区が洪原邑に編入。(1邑31里)
  • 1967年10月 - 雲浦里が雲浦労働者区に昇格。(1邑1労働者区30里)
  • 1988年7月 - 景興里・新成里・景浦里が合併し、景浦労働者区が発足。(1邑2労働者区27里)
  • 1993年12月 - 龍雲里が烽火里に改称。(1邑2労働者区27里)
  • 1997年5月 - 洪原邑の一部が分立し、前津労働者区・南川労働者区が発足。(1邑4労働者区27里)

交通

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鉄道

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出身者

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  • 力道山 - プロレスラー、1926年洪原郡新豊里出身。

脚注

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外部リンク

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