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津谷正明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つや まさあき

津谷 正明
生誕 (1952-06-22) 1952年6月22日(72歳)
日本の旗 日本 東京都
出身校 一橋大学経済学部卒業
シカゴ大学経営大学院修了
職業 実業家
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津谷 正明(つや まさあき、1952年6月22日 - )は、日本実業家ブリヂストン取締役代表執行役CEO兼取締役会長を経て、同社取締役会長。元日本自動車タイヤ協会会長、元タイヤ公正取引協議会会長。

人物・経歴

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東京都出身。東京都立青山高等学校を経て、1976年一橋大学経済学部を卒業し、株式会社ブリヂストンに入社。1983年シカゴ大学経営大学院修了、MBA取得。妻で、慶應義塾大学経済学部教授の津谷典子とは、シカゴ大学留学中に知り合った。

ブリヂストンでは、長く国際業務を担当[1]。2006年ブリヂストン執行役員グループCEO室担当に就任。2008年取締役常務執行役員に昇格。2011年からは代表取締役専務執行役員を務めた。

2012年ブリヂストン代表取締役執行役員CEO最高経営責任者)に就任[2]。会見で、国内事業を固め、その上でグローバル事業を展開も行うとの方針を述べた[3]。同年、世界金融危機などで、信用不安の続く欧州のタイヤ工場で2割程度を行う一方、ブリヂストン製のタイヤの販売がまだなされていないミャンマーに販売会社を設置する方針を明らかにした[4]。また、ポーランドの工場では、生産能力の5割以上の増強を行った[5]。2012年には1億4400万円の役員報酬を、2013年にも1億4400万円の役員報酬を受けた[6]

2012年日本自動車タイヤ協会会長[7]タイヤ公正取引協議会会長[8]。2013年からブリヂストン代表取締役取締役会長兼執行役員CEO(最高経営責任者)[9]。2016年3月、同社の指名委員会等設置会社移行に伴い、取締役代表執行役CEO兼取締役会長となる[10]。2020年ブリヂストン取締役会長[11]

脚注

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  1. ^ 朝日新聞2012年8月14日 「すべて一番」と号令 ブリヂストンCEO・津谷正明氏
  2. ^ 日本経済新聞2012年1月12日 ブリヂストンがトップ交代 集団指導体制に移行
  3. ^ 週間ゴムタイムス2012年01月11日 ブリヂストン 荒川社長の後任に津谷専務
  4. ^ ロイター 2012年06月22日 ブリヂストン、欧州のタイヤ工場で2割減産=CEO
  5. ^ ロイター2012年07月06日 ブリヂストンがポーランドで生産能力5割増、総投資額約126億円
  6. ^ 「"年収1億円超"の上場企業役員443人リスト」東洋経済オンライン2015年03月18日
  7. ^ SankeiBiz2012.5.30 日本自動車タイヤ協会会長にブリヂストンCEOの津谷氏
  8. ^ タイヤ公取協の新会長に津谷氏が就任ゴムタイムズ
  9. ^ 「ブリヂストン、荒川会長が退任 健康上の理由」日本経済新聞2013/2/18
  10. ^ “人事、ブリヂストン”. 日本経済新聞. (2016年1月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXLMSJA01101_Z20C16A1000000/ 2016年4月17日閲覧。 
  11. ^ 「」断トツのソリューション会社になりたい」ブリヂストン、CEOに石橋秀一氏就任へゴム報知新聞NEXT-2019/12/13
先代
荒川詔四
ブリヂストンCEO
2012年 - 2020年
次代
石橋秀一