津田裕子
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津田 裕子(つだ ひろこ、1948年 - )は、日本の彫刻家。二科会評議員、女子美術大学名誉教授。
来歴
[編集]東京都杉並区出身。女子美術大学付属高等学校・中学校[1]、女子美術短期大学(現・女子美術大学短期大学部)造形科彫塑教室卒業[1]。女子美で桑原巨守に師事[1]。
第62回二科展特選(1977年)[2]、第63回安田火災美術財団激励賞(現・損保ジャパン美術財団選抜奨励賞)[2]、第69回二科展会友賞を受賞し、二科会会員に推挙(1987年)[2]。第3回高村光太郎賞箱根彫刻の森美術館賞[2]、第10回安田火災美術財団奨励賞展記念特別賞受賞(1991年)[2]。
1991年から1992年まで女子美術大学海外研究員としてフランチェスコ・メッシーナ美術館(ミラノ)へ留学。女子美術大学彫塑研究室助教授を経て、2001年から女子美術大学芸術学部美術学科立体アート専攻教授。2010年から2012年まで日本美術家連盟彫刻部委員。
第87回二科展彫刻部会員賞(2002年)[3]、第93回二科展彫刻部ローマ賞(2008年)[3]、第99回二科展彫刻部文部科学大臣賞を受賞(2014年)[4]。2014年に女子美術大学名誉教授の称号を得る。
裸婦像や華奢な女性像を中心に作品を発表している。
主な作品設置・収蔵
[編集]作品集
[編集]- THE SCULPTURES HIROKO TSUDA(2010年、女子美術大学アイシス、ISBN 978-4-9904978-0-4)