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津別テレビ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

津別テレビ中継局(つべつテレビちゅうけいきょく)は、北海道網走郡津別町高台にあるテレビ中継局

概要

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  • 津別中継局には1974年3月15日NHK北見放送局のテレビ中継局が設置されたが、国の電気通信格差是正事業により、テレビ北海道(TVh)を除く在札民放テレビ局の中継局を1996年12月11日に開局させた。なお、同日よりNHK北見放送局の出力が、1Wから民放と同じ3Wに増力された。また、地上デジタル放送(地デジ)は、2015年3月に開局するTVhを除いて2009年12月14日に開局。民放は当初、自力建設困難となっていた。
  • 電波は南に向けて強く出ているが、正式な受信エリアは主に津別町の中心市街地となっている。

中継局概要

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デジタルテレビ放送

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リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 HBC
北海道放送
32 300mW 1W 水平偏波 北海道 約1,900世帯 2009年
12月14日[1]
2 NHK
北見教育
23 1.15W 全国
3 NHK
北見総合
30 オホーツク圏
5 STV
札幌テレビ放送
29 1W 北海道
6 HTB
北海道テレビ放送
31
7 TVh
テレビ北海道
25 2015年
3月31日
8 UHB
北海道文化放送
33 2009年
12月14日
  • 所在地: 網走郡津別町高台[2]
  • 放送区域: 津別町の一部[3][2][1]
  • TVhを除く各局は2009年9月4日予備免許が交付され[1]11月20日に試験電波を発射[1]12月14日に本免許が交付され[3][1]、同日に本放送を開始した[1]
  • TVhは長らくチャンネルが割り当てられていなかったが、2015年2月16日に予備免許が交付され[4]、3月3日午前11時(JST)に試験電波発射[5]、3月31日に本免許交付され、同日に本放送を開始した[6]。これにより、TVhはオホーツク圏全域(ケーブルテレビで再送信を開始した西興部村を含む)をカバーすることになった。

アナログテレビ放送

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チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
40 UHB
北海道文化放送
映像3W/
音声750mW
映像12W/
音声3.1W
水平偏波 北海道 約1,930世帯 1996年
12月11日[7]
42 HTB
北海道テレビ放送
44 STV
札幌テレビ放送
48 HBC
北海道放送
50 NHK
北見教育
映像12.5W/
音声3.2W
全国 1974年
3月15日[8]
52 NHK
北見総合
オホーツク圏
(割当なし) TVh
テレビ北海道
(開局せず)
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ[7]
  • 放送区域: 津別町の一部[7]
  • 施設はNHK北見放送局は単独、民放各局は共同使用である。
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

出典・脚注

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  1. ^ a b c d e f 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況(総務省北海道総合通信局)
  2. ^ a b 津別デジタルテレビジョン中継局の放送エリア図(報道資料2009年12月14日) (PDF) (総務省北海道総合通信局)
  3. ^ a b 地上デジタルテレビジョン放送局の免許-幌延及び津別のデジタル中継局に免許(報道資料2009年12月14日)(総務省北海道総合通信局)
  4. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)の予備免許― 株式会社テレビ北海道(TVh)道東地区 津別中継局 ― - 総務省北海道総合通信局(2015年2月16日) ※2015年2月17日閲覧
  5. ^ 高台デジタルテレビ中継局からテレビ北海道(TVh)試験電波の発信を開始しました - 津別町ホームページ、2015年3月3日閲覧
  6. ^ 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況(2015年3月31日現在) - 総務省北海道総合通信局、2015年3月31日閲覧
  7. ^ a b c 電気通信格差是正事業で津別町における民放テレビジョン放送の難視聴が解消!(報道資料1996年12月10日)(総務省北海道総合通信局)
  8. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、365頁。 

関連項目

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