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洞光寺 (松本市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性德山洞光寺
所在地 長野県松本市刈谷原町692
位置 地図
山号 性德山
能作性德山
院号 如法瑞珠院
宗派 高野山真言宗
本尊 大日如来
開基 伝・弘法大師
正式名 性德山洞光寺
能作性德山如法瑞珠院大圓洞光寺[1]
別称 錦織寺
文化財 県宝 絹本著色真言八祖像
公式サイト 高野山真言宗 性徳山洞光寺
法人番号 6100005006654 ウィキデータを編集
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洞光寺(とうこうじ)は 長野県松本市刈谷原町旧四賀村)に在る高野山真言宗の寺院。山号は性徳山。本尊は大日如来。定額寺錦織寺に比定される[2]

歴史

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淳和天皇天長年間(824年 – 833年)に弘法大師が開基し、自作の薬師如来を本尊として安置した[3]との伝えがあるが詳細は不明。現薬師堂の横には、弘法大師が袈裟を掛けたとされる松がある。

天文22年(1553年)上田原の戦いの際、鷹住根城落城と共に武田軍の兵火にあい、講堂、庫裏等を焼失する。わずかに本堂(現薬師堂)を残すのみとなった。天正5年(1577年)憲勤により再建。憲勤は中興第一世となる[3]。以来、高野山金剛三昧院の末寺であったが、現在は金剛峯寺を本山とする高野山真言宗の寺である。

現薬師堂は江戸末期に建てられた[2]ものである。

文化財

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  • 絹本著色真言八祖像(県宝) 応永13年(1406年)長賢作

脚注

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  1. ^ 洞光寺スタッフブログ
  2. ^ a b 高橋将人 (1986年10月14日). 信州の仏教寺院第一巻密教. 郷土出版社 
  3. ^ a b 四賀村教育委員会 (1997年3月31日). 四賀村の社寺文化財誌. ほおずき書籍 

参考資料

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  • 『探訪 信州の古寺 天台宗・真言宗』1996年 郷土出版社
  • 四賀村の社寺文化財誌

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯36度19分14秒 東経137度59分26秒 / 北緯36.32069度 東経137.99058度 / 36.32069; 137.99058