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洋画特別席

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

洋画特別席』(ようがとくべつせき)は、1971年1月8日から1972年7月21日までNET系列局で放送されていたNETテレビ(現・テレビ朝日)製作の映画番組である。放送時間は毎週金曜 19:30 - 20:56 (日本標準時)。

概要

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NETテレビの金曜19:30枠と金曜20:00枠では、それぞれテレビアニメなどの子供向け番組(テレビ朝日系列金曜夜7時台枠のアニメ)とテレビドラマ(テレビ朝日金曜8時枠の連続ドラマ、クイズ番組などが編成されていた時期もあり)が放送されていたが、本番組の放送開始によってこの2枠は統合された。その名の通り、洋画を専門に放送していた。

本番組の放送開始により、NETテレビでは火曜19:30枠の『火曜映画劇場』、金曜21:00枠の『金曜名画座』→『九時です!日本映画です!』→『日本映画』、土曜21:00枠の『土曜映画劇場』、日曜21:00枠の『日曜洋画劇場』と週に5本の映画番組が林立した。そして本番組が『金曜名画座』の直前枠に編成されたことで、金曜のゴールデンタイムに3時間連続の映画番組枠が形成された。

しかし、月曜20:00枠で行われていたプロレス中継『NETワールドプロレスリング』(月曜20:00枠の放送は1972年9月25日に終了)の他にも、金曜20:00枠でも『NET日本プロレスリング中継』(後の『ワールドプロレスリング』)が放送されることになったため、番組は1年半で終了した。その後、金曜19:30枠では再び子供向け番組が放送され、そして金曜20:00枠では前述のプロレス中継がタイトルを変えながらも14年間にわたって続けられた。

その他

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当時NETテレビのプロ野球ナイター中継(後の『スーパーベースボール』)は、ナイターシーズン中には20:00 - 21:26と1時間半の枠を取っていたが、金曜のゴールデンタイムに本番組と『九時です!日本映画です!』→『日本映画』が編成されていた1971年4月 - 同年9月の間のみ19:30 - 22:26と3時間の枠を取っていた。このうち同年6月中の2試合は、19:00から放送の『ぱあてえマエタケだ!』(毎日放送)が5月に打ち切りになっていたため、19:00からの3時間半の枠を取っていた。『日本映画』打ち切り後の1972年4月 - 同年7月には、ナイター中継の枠も1時間減って19:30 - 21:26になった。

関連項目

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NET系列 金曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
もーれつア太郎(第1作)
(1969年4月4日 - 1970年12月25日)
※19:30 - 20:00
紅つばめお雪
(1970年10月2日 - 1970年12月25日)
※20:00 - 20:56
洋画特別席
(1971年1月8日 - 1972年7月21日)
ドボチョン一家の幽霊旅行
(1972年8月11日 - 1972年9月29日)
※19:30 - 20:00
月曜19:30枠から移動】
NET日本プロレスリング中継
(1972年7月28日 - 1973年3月30日)
※20:00 - 20:56