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法界躰性院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法界躰性院ほうかいしゃせいいん
奥の院(法界躰性院)の興正菩薩(叡尊)廟塔
所在地 奈良県奈良市西大寺野神町1丁目6−10
院号 法界躰性院
宗派 真言律宗
本尊 地蔵菩薩像
創建年 1290年正応3年)
開基 興正
正式名 奥の院
文化財 興正菩薩廟塔(奈良県指定有形文化財)
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法界躰性院(ほうかいたいしょういん)は、奈良県奈良市西大寺野神町にある真言律宗寺院西大寺奥の院。正式名は「奥の院」。本尊は地蔵菩薩像

歴史

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1290年正応3年)に創建。同年月25日に遷化した興正菩薩が荼毘した地に創建され、門の正面に二重基壇の興正菩薩の石造大五輪塔がある[1]。また慈真和上、宣瑜上人、性瑜上人、泓澄和上など、西大寺の歴代長老の五輪塔が複数ある[2]

法界躰性院の北西には江戸時代に創建された地蔵堂があり、中央厨子に1514年永正11年)の海竜王寺比丘仙算、宿院番匠源四郎の造立になる本尊地蔵菩薩立像を祀っている[3]

墓所

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西大寺の歴代長老の墓所。

  • 興正 - 僧侶
  • 慈真 - 僧侶
  • 宣瑜 - 僧侶
  • 性瑜 - 僧侶
  • 泓澄 - 僧侶

交通

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脚注

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  1. ^ 1932年,鉄道省『お寺まゐり』
  2. ^ 2003年,雄山閣出版『季刊考古学』
  3. ^ 1927年,日本名勝研究会『奈良』

交通

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