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沢雪嶠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

沢 雪嶠(さわ せっきょう、生没年不詳)とは、江戸時代後期の浮世絵師

来歴

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藍摺絵

師系不詳。名も不詳。雪嶠と号す。画風は堤等琳の系統に属しており、堤派の人であろうと見られる。文化1804年 - 1818年)頃の人で、遠近法を用いた横大判の模様枠の浮絵風景画花鳥画で知られる。彼の浮絵には枠に花柄が配されている。墨摺または藍摺の絵をよくした。作品としては「両国花火図」や「上野花見図」などが挙げられる[1]が、その描く絵は面白味が無く、純粋の浮世絵師の作品に比べると、やや劣っている[2]。これらの作品は全て中橋広小路の山田屋版であった。

他に江戸名所を描いた横小判の「両国夕照」や「鉄砲洲帰帆」が知られている。

作品

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出典

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  1. ^ 上田正昭他編 『日本人名大辞典』 講談社、2001年
  2. ^ 清水澄編 『浮世絵人名辞典・現代版画家名鑑』 美術倶楽部出版、1954年

参考文献

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  • 清水澄編 『浮世絵人名辞典・現代版画家名鑑』 美術倶楽部出版、1954年
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年 ※63頁
  • 上田正昭ほか編 『日本人名大辞典』 講談社、2001年

関連項目

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