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沢田権左エ門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

沢田 権左エ門(さわだ ごんざえもん、1884年明治17年〉[注釈 1]10月16日[1][注釈 2] - 1959年昭和34年〉1月9日[2])は、日本政治家釜石市長(2期)。

経歴

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岩手県南閉伊郡釜石村(のち釜石町、現・釜石市)に生まれる[2][3]早稲田大学法科卒[1][2]。電友社を経て、東京朝日新聞社に入る[1][2][3]。その後、帰郷し、1911年〈明治44年〉釜石電気会社を設立する[2][3]。ほか、運送倉庫会社や製氷会社などを興し、その経営に当たる[1][2]

政治面では1917年大正6年〉から1925年〈大正14年〉まで釜石町会議員を務め[4]、また1919年〈大正8年〉岩手県会議員に当選する[2][3]1947年〈昭和22年〉1月釜石市長に就任[2][5]。4月、公選により、市長に当選する[6]。釜石市は戦時中の艦砲射撃により、焦土となり、その復興に尽力した[3]。市長は1955年〈昭和30年〉まで務めた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 『釜石市誌 通史』619頁では生年を「明治7年(1874年)」と記載。
  2. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』29頁では日付を「12月11日」と記載。

出典

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  1. ^ a b c d 『岩手人名辞典』126頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『釜石市誌 通史』619頁。
  3. ^ a b c d e 『岩手県姓氏家系歴史人物大辞典』200頁。
  4. ^ 『釜石市誌 年表』「歴代議員名簿」17頁。
  5. ^ 『日本の歴代市長』第1巻、236頁。
  6. ^ 『釜石市誌 年表』138頁。

参考文献

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  • 釜石市誌編纂委員会編『釜石市誌 年表』釜石市、1965年。
  • 釜石市誌編纂委員会編『釜石市誌 通史』釜石市、1977年。
  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 岩手県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編著『岩手県姓氏家系歴史人物大辞典』角川書店、1998年。
  • 『岩手人名辞典』(財)新渡戸基金、2009年。