コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

沢田保富

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
沢田 保富
生誕 1890年11月29日
日本の旗 日本 愛媛県
死没 (1947-03-25) 1947年3月25日(56歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1913年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
テンプレートを表示

沢田 保富(さわだ やすとみ、1890年明治23年)11月29日[1] - 1947年昭和22年)3月25日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将功三級[2]

経歴

[編集]

1890年(明治23年)に愛媛県で生まれた[1]陸軍士官学校第25期、陸軍大学校第37期卒業[1]1937年(昭和12年)に関東軍野戦鉄道司令部附となり[2]1938年(昭和13年)3月に陸軍歩兵大佐に進級した[2]。同年7月には歩兵第62連隊長に転じ[2]日中戦争に出動[1]徐州に駐屯し、蘇北作戦などで指揮を執った[1]1940年(昭和15年)に留守第5師団参謀長を経て、1941年(昭和16年)に陸軍少将に進級と同時に第7歩兵団長に就任した[1][2]

1942年(昭和17年)に第2船舶輸送司令官に就任し[1]上海に赴任[1]1943年(昭和18年)に第5船舶輸送司令官となり[1]ダバオに転じる[1]1944年(昭和19年)4月に船舶兵団長を経て[1]、10月に教育船舶兵団長に就任した[1]1945年(昭和20年)4月に陸軍中将に進級[2]宇品で終戦を迎えた[1]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 福川 2001, 358頁.
  2. ^ a b c d e f 外山 1981, 336頁.

参考文献

[編集]
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026