池上裕子 (美術史家)
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池上 裕子(いけがみ ひろこ、1973年7月11日 - )は、日本の美術史学者。専門は現代アメリカ美術。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。
来歴
[編集]東京都世田谷区出身[1]。松蔭高等学校[2]、国際基督教大学教養学部卒。2005年、大阪大学文学研究科博士課程単位修得退学。後、2007年にイェール大学でPh.D取得(美術史)。
ニューヨーク近代美術館非常勤講師、大阪大学特任助教などを経て、2010年より神戸大学大学院国際文化学研究科准教授、その後同教授。
2006年より日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴの活動にも携わっていた。
2016年、『越境と覇権 - ロバート・ラウシェンバーグと戦後アメリカ美術の世界的台頭』でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞[3]。
著作(単著)
[編集]- Hiroko Ikegami『The Great Migrator: Robert Rauschenberg and the Global Rise of American Art』Mit Press Ltd、2014年2月14日。ISBN 978-0262526111。
- 池上裕子『越境と覇権 ロバート・ラウシェンバーグと戦後アメリカ美術の世界的台頭』三元社、2015年12月10日。ISBN 978-4-88303-389-8。 NCID BB20426800。
出演
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “第38回 サントリー学芸賞受賞者略歴”. サントリー. 2021年1月12日閲覧。
- ^ “shoin-jhs”. www.shoin-jhs.ac.jp. 2021年1月12日閲覧。
- ^ “芸術・文学2016年受賞 選評”. www.suntory.co.jp. 2024年9月7日閲覧。
- ^ "終わらない記憶の冒険 田名網敬一". NHK. 1 September 2024. 2024年9月7日閲覧。