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江東区議会

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江東区議会議員から転送)
江東区議会
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
議長
山本香代子(江東区議会自民・参政・無所属クラブ)
副議長
石川邦夫(江東区議会公明党)
構成
定数44
院内勢力
  江東区議会自民参政・無所属クラブ (11)
  江東新時代の会(6)
  江東区議会維新国民・共生クラブ (5)
  江東清風会(3)
  立憲民主党・市民の声 (2)
  欠員 (4)
選挙
大選挙区制
前回選挙
2023年4月23日
議事堂
日本の旗 日本、東京都江東区東陽四丁目11番28号
ウェブサイト
江東区議会
脚注

江東区議会(こうとうくぎかい)は、東京都江東区地方議会

概要

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  • 定数:44人
  • 任期:2023年5月1日 - 2027年4月30日
  • 選挙区:区全体を1選挙区とする大選挙区制単記非移譲式
  • 議長:山本香代子(江東区議会自由民主党)
  • 副議長:石川邦夫(江東区議会公明党)

会派

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会派名 議席数 所属党派 議員名 女性議員数 女性議員の割合(%)
江東区議会自民・参政・無所属クラブ 12 自由民主党10 川北直人、金子央、重松佳幸、堀川昌裕、佐藤信夫、山本香代子、釼先美彦、大矢根匠、中嶋雅樹、井川諒太郎 3 25
参政党1 吉田由紀子
無所属1 屋敷田綾香
江東区議会公明党 9 公明党 石川邦夫、中根卓也、山下金吾、関根友子、嵯峨山智依、河野清史、小島和芳、高村きよみ、矢次浩二 2 22.22
江東新時代の会 6 国民民主党1 徳永雅博[1] 2 33.33
都民ファーストの会1 中島雄太郎
あたらしい党1 三次由梨香
無所属3 鈴木綾子、吉田要、鬼頭達也
日本共産党江東区議団 5 日本共産党 大嵩崎かおり、菅谷俊一、赤羽目民雄、西部唯史、正保幹雄 1 20
日本維新の会江東区議団 3 日本維新の会 古賀譲治、松澤愛里、千田昌寛 1 33.33
江東清風会 3 無所属 米沢和裕、星野博、西垣誠 0 0
立憲民主党・市民の声 2 立憲民主党1 高野勇斗 0 0
無所属1 間庭尚之 0 0
無所属 1 国民民主党 二瓶文隆[注 1] 0 0
1 無所属 加藤陽子 1 100
42 10 23.81

(2024年2月1日現在[2]

沿革

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2017年
  • 6月6日 - 高橋恵海[注 2]と細田勇が東京都議会議員選挙に江東区選挙区(定数4)から立候補するため辞職[4]
  • 7月2日 - 東京都議会議員選挙執行。細田(公明党公認)は得票数3位で初当選。現職の柿沢幸絵(無所属)[注 3]が次点で落選。高橋(自民党公認)は次々点で落選した。
2019年
  • 4月21日 - 江東区議会議員選挙執行。投票率は46.74%。
2021年
  • 10月31日 - 室達康宏が「コロナ禍でも高い住民税を払い、公選職の高い報酬を負担することは納得できない。公選職が身を切らない姿勢に抗議する。」との理由により辞職[5]
2022年
  • 4月 - 議長の榎本雄一は、前月に行われた清掃管理業務の指名競争入札に関する非公表情報を教えた見返りとして、足立区の清掃会社代表から現金30万円を受け取った[6]
  • 5月24日 - 臨時会が開催。榎本は議長を退き、山本香代子が新議長に就任した[7]
  • 9月20日 - 星野博は区議会一般質問で、東京都で11月に運用開始予定の同性カップルなどのパートナーシップ制度について、「伝統的な結婚や家族の概念を変質させ、国家の根幹である婚姻制度、家族制度の衰退と少子化の進行につながることを危惧する」と発言した。議場では別の区議が「偏見だ」と声を上げ、三戸安弥は取材に対し「当事者を傷つける差別的な発言には憤りを感じる」と話した[8]
  • 9月29日 - 自民、公明会派以外の10人の区議は星野の発言は根拠がないとして、星野に対し発言の撤回と謝罪を求める申し入れをした。また、山本香代子議長にも撤回と謝罪を促すよう申し入れた。星野は東京新聞の取材に「撤回、謝罪はしない」と話した[9]
  • 7月30日 - 榎本が指名競争入札をめぐるあっせん収賄容疑で逮捕された[6]
  • 10月5日 - 榎本は議員辞職。事件後、区は対策として「江東区契約にかかる不正行為等防止検討委員会」を、区議会は「汚職防止対策等検討会」を設置した[10]
2023年
  • 1月12日 - 元衆議院議員の木村弥生は都庁で記者会見し、任期満了に伴う区長選挙に無所属で立候補する意向を表明した[11]。出馬会見には板津道也、福馬恵美子、鬼頭達也、吉田要の4人の区議が同席し、柿澤弘治の元秘書で、東京15区選出の柿沢未途の後援会事務総長を務める板津が代表してスピーチした[12][13][14][15]
  • 4月23日 - 江東区議会議員選挙執行。投票率は48.87%。同日に行われた区長選挙で木村が初当選した(開票は24日)。木村の選挙運動を差配した板津は次点で落選したが、ほどなくして木村の後援会の事務総長も兼任した[16][17][18]
  • 9月15日 - 東京地裁はあっせん収賄罪で榎本雄一に懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円の判決を言い渡した[19]
  • 10月26日 - 木村区長が、4月の区長選で選挙期間中にYouTubeに有料広告を掲載した責任をとり、11月15日付で辞職すると表明した[20]
  • 11月24日 - 日本維新の会の東京支部である東京維新の会は、千田昌寛が区議選告示日の4月16日にSNSなどで70秒の有料動画広告を掲載し、周囲からの指摘を受けて翌日に取り下げていたと発表した[21]
  • 12月3日 - 江東区長選挙告示。立候補を届け出た三戸安弥と酒井菜摘は、公職選挙法の規定で同日付で退職(自動失職)。
2024年
  • 1月17日 - 東京地検特捜部は、江東区長選挙をめぐる現金買収事件で、公選法違反の疑いで柿沢未途と木村弥生を在宅起訴した。被買収の罪では、柿沢側から現金を受領したとして西垣誠、米沢和裕、星野博の3人の区議を在宅起訴。前区議の板津道也についても、柿沢、木村から計約180万円を受け取ったとして在宅起訴した。在宅で捜査したそのほかの2人の区議(氏名不詳)は不起訴となった[22]

選挙

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2023年江東区議会議員選挙

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2023年4月23日執行 当日有権者数:417,000人 最終投票率:48.87% 定数:44人 立候補者数:59人

順位 当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数
1 三戸安弥 34 無所属 8,935
2 川北直人 48 自由民主党 8,201
3 酒井菜摘 36 立憲民主党 8,067
4 山本香代子 62 自由民主党 7,555
5 古賀譲治 46 日本維新の会 7,195
6 松沢愛里 39 日本維新の会 7,005
7 鈴木綾子 48 立憲民主党 5,139.173
8 重松佳幸 38 自由民主党 4,830
9 大嵩崎かおり 55 日本共産党 4,660
10 西垣誠 51 自由民主党 4,540
11 菅谷俊一 68 日本共産党 4,449
12 大矢根匠 61 自由民主党 4,022
13 吉田要 45 無所属 4,014.555
14 屋敷田綾香 37 無所属 3,807
15 高野勇斗 40 立憲民主党 3,736
16 三次由梨香 37 あたらしい党 3,524
17 間庭尚之 50 無所属 3,467
18 吉田由紀子 49 参政党 3,382.838
19 中根卓也 43 公明党 3,346
20 千田昌寛 42 日本維新の会 3,336
21 山下金吾 45 公明党 3,245
22 関根友子 67 公明党 3,239
23 赤羽目民雄 45 日本共産党 3,196
24 嵯峨山智依 52 公明党 3,180
25 井川諒太郎 31 自由民主党 3,168
26 堀川昌裕 54 自由民主党 3,161
27 中島雄太郎 44 都民ファーストの会 3,125.076
28 河野清史 51 公明党 3,108
29 小島和芳 64 公明党 3,075
30 徳永雅博 61 無所属 3,052
順位 当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数
31 石川邦夫 55 公明党 3,020
32 星野博 75 自由民主党 3,001
33 佐藤信夫 62 自由民主党 2,946
34 高村きよみ 62 公明党 2,911
35 米沢和裕 63 自由民主党 2,873
36 西部唯史 31 日本共産党 2,864
37 金子央 39 自由民主党 2,859
38 加藤陽子 46 無所属 2,784
39 釼先美彦 64 自由民主党 2,764
40 正保幹雄 65 日本共産党 2,711
41 鬼頭達也 69 無所属 2,650
42 矢次浩二 59 公明党 2,624
43 二瓶文隆 63 国民民主党 2,602
44 中嶋雅樹 61 自由民主党 2,567.923
45 板津道也 53 無所属 2,510
46 甚野謙 56 立憲民主党 2,456
47 若林茂 64 自由民主党 2,439
48 大滝通 61 日本共産党 2,302
49 新島恒雄 69 立憲民主党 2,268
50 千葉早希恵 43 江東・生活者ネットワーク 2,107
51 鈴木達郎 47 無所属 1,954.826
52 丸吉孝文 38 NHK党 1,551
53 藤川広明 50 日本改革党 1,488
54 庄野剛志 53 無所属 1,488
55 谷口悟史 47 無所属 00996
56 中尾茉友 26 政治家女子48党 00952
57 藤田清 55 無所属 00616
58 吉田浩司 62 無所属 00533.605
59 植竹一郎 59 無所属 00453

2019年江東区議会議員選挙

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脚注

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注釈

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  1. ^ 二瓶文隆は2019年の区議選の際は、NHKから国民を守る党公認で立候補した。
  2. ^ 高橋恵海は木村弥生(2023年11月15日付で江東区長を辞職)の妹[3]
  3. ^ 柿沢幸絵は東京15区選出の柿沢未途の妻。

出典

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  1. ^ 徳永雅博 東京都 議員”. 国民民主党. 2023年11月29日閲覧。
  2. ^ 江東区議会各派別名簿(2023年12月3日現在)
  3. ^ 【都議選】江東区。自民党公認 高橋恵海(たかはし めぐみ)氏の人柄・学歴・経歴は?”. 選挙ドットコム (2017年5月8日). 2023年10月31日閲覧。
  4. ^ 2017-06-07:平成29年第2回定例会(第6号) 本文”. 江東区議会会議録. 2023年10月31日閲覧。
  5. ^ 2021-11-25:令和3年第4回定例会(第12号) 本文”. 江東区議会会議録. 2023年10月31日閲覧。
  6. ^ a b “あっせん収賄容疑の江東区議、議長5回選出 わいろ30万円受領か”. 朝日新聞. (2022年7月30日). https://www.asahi.com/articles/ASQ7Z63X3Q7ZUTIL00M.html 2023年2月23日閲覧。 
  7. ^ 2022-05-24:令和4年第1回臨時会(第5号)本文”. 江東区議会会議録. 2023年11月4日閲覧。
  8. ^ 奥野斐 (2022年9月21日). “パートナーシップ制度「少子化につながる」と江東の自民区議 「制度悪用の可能性」とも 撤回求める声”. 東京新聞. 2023年11月4日閲覧。
  9. ^ 奥野斐 (2022年9月30日). “パートナー制度を巡る星野江東区議発言 「撤回、謝罪はしない」 区議有志、申し入れも”. 東京新聞. 2023年11月4日閲覧。
  10. ^ “「職員と区議の関係ぐずぐず」…幹部職員の1割超「秘密情報の提供依頼あった」”. 読売新聞. (2022年10月29日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20221029-OYT1T50139/ 2023年2月23日閲覧。 
  11. ^ “元衆院議員の木村弥生氏出馬へ 東京・江東区長選”. 産経新聞. (2023年1月12日). https://www.sankei.com/article/20230112-755N34GFEROA3GIA57I3XMEE44/ 2023年1月13日閲覧。 
  12. ^ 「江東区新時代の会」木村やよい記者会見(2023年1月12日)”. やよちゃんねる【木村やよい】 (2023年1月12日). 2023年11月24日閲覧。
  13. ^ 柿沢未途氏 法務副大臣辞任後に周囲に話していた「選挙とカネ」の肉声をキャッチ”. NEWSポストセブン (2023年11月6日). 2023年11月6日閲覧。
  14. ^ 令和5年4月23日執行 江東区議会議員選挙公報”. 江東区選挙管理委員会 (2023年9月28日). 2023年11月29日閲覧。
  15. ^ 柿沢未途 Twitter 2023年4月16日 午後6:36”. 2023年10月31日閲覧。
  16. ^ 江東区新時代を拓く いたつ道也”. 2023年10月26日閲覧。
  17. ^ 江東区新時代を拓く いたつ道也 オフィシャルウェブサイト”. 2023年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月26日閲覧。
  18. ^ 岩崎大輔 (2023年11月8日). “法務副大臣辞任の柿沢未途氏 区議に払った「陣中見舞い」は1万円か20万円 高額な差が示す裏事情”. FRIDAY DIGITAL. 2023年11月8日閲覧。
  19. ^ “元江東区議に有罪判決 入札情報漏洩働きかけ、あっせん収賄罪 東京地裁”. 産経新聞. (2023年9月15日). https://www.sankei.com/article/20230915-O45QKGJ5CVOK7JFBTOAXXUO77U/ 2023年9月15日閲覧。 
  20. ^ 井上真典 (2023年10月26日). “江東・木村弥生区長が辞職へ”. 東京新聞. 2023年10月26日閲覧。
  21. ^ 土舘聡一 (2023年11月24日). “維新の江東区議も選挙中に有料ネット広告 馬場代表「ケアレスミス」”. 朝日新聞. 2023年11月24日閲覧。
  22. ^ 井上真典 (2024年1月17日). “柿沢未途氏、起訴され議員辞職の意向 木村弥生・前江東区長も在宅起訴 「新時代の幕開け」期待裏切る”. 東京新聞. 2024年1月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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