コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

永遠の絆 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「永遠の絆」
カーター・ファミリーシングル
B面 Glory to the Lamb
リリース
ジャンル カントリーアメリカン・フォーク
レーベル バナー英語版
作詞・作曲 エイダ・R・ハバーション英語版およびチャールズ・H・ガブリエル()A.P.カーターが手直し
カーター・ファミリー シングル 年表
He Took a White Rose from Her Hair
1935年
永遠の絆
1935年
Behind Those Stone Walls
1936年
テンプレートを表示

永遠の絆」("Can the Circle Be Unbroken (By and By)")は、エイダ・R・ハバーション英語版およびチャールズ・H・ガブリエル英語版による賛美歌 "Will the Circle Be Unbroken?" をA.P.カーターが手直ししたカントリー/フォーク・ソング[1][2]。この曲の歌詞は語り手の母親の死、葬儀および埋葬に関わっている。

この曲が初めて注意を引いたのはカーター・ファミリーによってだった。この曲はブラインド・ジェームズ・キャンベル英語版ボブ・ディランザ・バンドザ・ステイプル・シンガーズクララ・ウォード・シンガーズジョン・フェイ英語版ロイ・エイカフジョーン・バエズチーフタンズジェリー・リー・ルイスジーン・ヴィンセントラルフ・スタンレーブラック・クロウズクリスティーン・ハーシュジョン・リー・フッカービル・モンローニッティー・グリッティー・ダート・バンドペンタングルスペースメン3Cカントリー・ジョー・マクドナルドジョン・スタッツ英語版スピリッツ・オブ・ザ・ウェスト英語版ワンダー・スタッフメイヴィス・ステイプルズザ・フェリス・ブラザース英語版ジョニー・キャッシュグレッグ・オールマンザ・ナッシュビル・ブラザース英語版ジェフ・バックリーモービーアグネス・チャンザ・ボロコス英語版ニュー・イングランド・ウェザー英語版などの数多くのグループおよびミュージシャンによってカバーされている。この曲のリフレインはカール・パーキンスの曲 "Daddy Sang Bass" や、アトランタ英語版の曲 "Sweet Country Music" に取り入れられた。主としてゴスペルブルーグラスフォークでカバーされたが、他のジャンルのバージョンも存在している。ほとんどのカバーバージョンでは別タイトルの "Will the Circle Be Unbroken" が使われている。1998年、グラミー栄誉の殿堂に列せられた。

ほとんどのカバーバージョンでは曲全体を4/4拍子で通しているが、1927年のカーター・ファミリーの録音では各ヴァースの終わりとコーラス中に2回、3/4拍子を使っている。

1988年、ピート・シーガーが1960年代半ばから現在に到るまで提唱してきたハドソン川のクリアウォーター・リバイバル(現在ではクリアウォーター・フェスティバルと呼ばれている)をきっかけに、キャシー・ウィンター、ベッツィ・ローズ、マーシャ・テイラー、テリー・ダッシュの4人がコーラスの2行目を "Rise Up Singing" と書き換えて、著作権を取得した:

Will the circle be unbroken, by and by Lord by and by.

There's a better way to live now, we can have it if we try.

I was born down in the valley where the sun refused to shine
but now I'm climbing - up to the highlands - Gonna make all those mountains mine.

出版されたバージョン

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Collins, Ace (1996). The Stories Behind Country Music's All-time Greatest: 100 Songs. New York: The Berkeley Publishing Group. pp. 27–28. ISBN 1-57297-072-3 
  2. ^ Will the Circle Be Unbroken, Secondhand Songs, http://www.secondhandsongs.com/performance/93509 , see adaptation history