コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

永沢三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
永沢 三郎
生誕 1890年10月11日
日本の旗 日本 岩手県
死没 (1961-01-02) 1961年1月2日(70歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1913年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
テンプレートを表示

永沢 三郎(ながさわ さぶろう、1890年明治23年)10月11日[1] - 1961年昭和36年)1月2日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

経歴

[編集]

1890年(明治23年)に岩手県で生まれた[1]陸軍士官学校第25期卒業[1]1939年(昭和14年)3月に陸軍歩兵大佐に進級と同時に陸軍歩兵学校教官に就任した[2]。同年8月に近衛歩兵第5連隊長を経て[2]1941年(昭和16年)に東部軍司令部附となり[2]慶應義塾大学に配属された[2]

1943年(昭和18年)、陸軍少将に進級と同時に豊橋陸軍予備士官学校長に就任した[1][2]1944年(昭和19年)7月5日に東部軍司令部附を経て[3]7月14日独立混成第67旅団長となり、八丈島の警備に当たった[1]1945年(昭和20年)、陸軍中将に進級と同時に第221師団長に親補され[1][2]茨城県鹿嶋で部隊編成中に終戦を迎えた[1]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 福川 2001, 510頁.
  2. ^ a b c d e f 外山 1981, 337頁.
  3. ^ 第130号 昭和19年7月8日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120913500 
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」106頁。

参考文献

[編集]
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026