水野治太郎
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水野 治太郎(みずの じたろう、1938年 - 2022年)は、日本の臨床人間学者。
略歴
[編集]早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了(社会思想史専攻)。 (公益財団法人)モラロジー研究所基礎理論研究室長、麗澤大学外国語学部教授を経て、麗澤大学名誉教授[1]。 (NPO法人)千葉県東葛地区「生と死を考える会」理事長。 「生と死を考える会」全国協議会副会長。 上智大学・東京女子医科大学講師、レッドランズ大学ジョンストンセンター客員研究員歴任[要出典]。
2016年11月、瑞宝中綬章を受章[要出典][1]。日本におけるケア理論研究に先駆的な功績を残した。
著書
[編集]- 『モラロジーは、どのような科学か』(広池学園事業部) 1971
- 『心を開く』改訂版(広池学園出版部) 1983
- 『ケアの人間学 成熟社会がひらく地平』(ゆみる出版) 1991
- 『成熟の思想』(広池学園出版部) 1993
- 『弱さにふれる教育』(ゆみる出版) 1996
- 『心を癒す物語 もう一つのモラロジー入門』(広池学園出版部) 1997
- 『「経国済民」の学 日本のモラルサイエンス研究ノート』(麗澤大学出版会 2008
- 『ナラティブによるグリーフケアのためのグリーフカウンセリング 人生再学習読本』(NPO法人千葉県とうかつ生と死を考える会) 2015
- 『ナラティブ・アプローチによるグリーフケアの理論と実際 人生の「語り直しを支援する』(金子書房) 2017
共編著
[編集]- 『『宮本武蔵』は生きつづけるか 現代世界と日本的修養』(櫻井良樹, 長谷川教佐共編、文眞堂) 2001
- 『いのちの輝きを見つめて』(重兼芳子, アルフォンス・デーケン共編著、エチカ) 1989
- 『ほも・ぱちえんす - 死別の悲嘆』(編著、東葛・生と死を考える会) 2006
- 『おとなのいのちの教育』(日野原重明, アルフォンス・デーケン共編著、河出書房新社) 2006
- 『命を支える知と技 自助と共助のこころ』(編著、滝本二三江, 吉井栄子, 飯田和代共著、久美) 2009
- 『喪失を贈り物に変える 悲嘆回復の物語集』(編著、久美) 2012
脚注
[編集]- ^ a b “平成28年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 18 (2016年11月3日). 2023年3月4日閲覧。